元勤務先
の
先輩
から
ハガキ
が
来たんだ。
住所移転
の
連絡ハガキ
だったの。
と、
同僚が言う。
私たち世代
は
年賀状
だけで
繋がっている
間柄
が
ある。
同僚
が
続けて言うに
住所
が
〇〇ステイツマンション
に
なってるのよ。
それ!
分譲マンションやね。
そうそう!
場所もね
〇〇通りなの。
ここ20年
で
発展した
郊外
の
商業施設
が
立ち並ぶ
人気のエリアだ。
ここから
二人
で
妄想が始まる。
先輩のご主人は
60歳くらい
定年になったのかな。
あ!
退職金かな。
(余計なお世話)
ご主人
は
4人兄弟の末っ子長男
で
先輩
は
結婚するかどうかも悩んでいた。
逃げ切ったんだ。
同僚の言葉。
いつかは
親を見なくてはならない。
そんな
覚悟
も
あったんだろうけど。
親の近くには
長女が家を建てているらしい。
ハハハ!
良かったね。
なんて
ひんしゅくを買うけれど。
いいよ
あそこは
免許
の
返納しても
歩いて行ける
距離に
いろんな
商業施設
が
ある。
食べ物屋さん
も
各種あって
にぎやかで
おだやかな
場所で。
老後
を
見すえて
終の住処
を
得たんじゃない?
親元ではなかったけれど。
長男
が
跡をとる
のが
当然。
時代
は
変わり
長生きする
老人
は
元気
で
独り立ち?している。
親世代
も
気まま
な
一人暮らし
を
選択する場合も多い。
らしい、、、
一枚
の
ハガキ
住所移転した
とあるだけ。
暇なるおばさん
二人
は
想像
を
膨らませ
膨らませて
妄想
の
世界へと
何はともあれ
かつての仲間
の
元気な知らせ。
嬉しい気持ち
で
はしゃいでしまった。