上海で中国生活 ウーティエン的ロングバケーション♪

2009年4月~2013年9月、夫と娘2人、4人家族のアラフォー主婦ウーティエンが上海の色々をつづったブログ+上海再訪記

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これが漢代の狼煙台だ!敦煌の平原を激走。2011年の回想

2012-01-05 00:35:00 | ウルムチ・トルファン・敦煌旅行
敦煌市内から車で80Kmほど走り、遺跡を見に行きました。

↓玉門関 漢朝の関所です。


河倉城は元武器庫だったとか。


とにかくあたりは見渡す限りの荒野。見張りも大変だ。


漢代の長城↓。ここが漢朝の西の果て。

↑左奥が、狼煙台です。


さて、私はなぜか狼煙(のろし)というものに憧れていて、

その昔、敵が来たら狼煙をあげて、3日で長安の都まで知らせましたとか、

オオカミの糞を燃やすと煙は流れず、空高く上がるのです、などという

ガイドさんのお話を聞いて、ウキウキしていました。

しかし、この漢代長城の見学時間は10分間のみとのこと。

私、「狼煙台、見たいんですけど。」

ガイドさん、「10分後に出発です。」

次の瞬間、娘にバッグを投げつけて、猛ダッシュしました。

5分間走って、折り返えそうと思いましたが、

超久しぶりの全力疾走で心臓はバクバク言うし、

空気が乾燥しているのでせき込んで、大変でした。


実際は、2分45秒で到着し、写真に収めましたよ。


↓これが狼煙台です!


かっこいい!かっこいい!かっこいい!

すごいぞ狼煙台!

と後日友人に報告しましたが、全く理解してもらえませんでした。

自分でも、なぜここまで狼煙台に感動しているのかわかりませんが、

ブログを読んで、共感して下さる方がいらっしゃるでしょうか。



復路も走って、なんとか10分以内に集合場所に戻りました。



そのあと、ヤルダン地質公園という、自然にできた珍しい形の岩がある所へ行きました。

スフィンクスの形↓他にもクジャクとか色々な形がありました。


中央、ラクダが走っているの見えますか?


野生のラクダかと思ったらそうではなくて、

観光地で働いたラクダが、自分たちで飼い主の所へ帰るのだそうです。

でも、見渡す限り家などなく、どこまで帰るのか?不思議でした。


それから、夜光石というめずらしい石を研磨して杯を作る工場を見学にいきました。


すごく薄くて、透けて見えるのです。

↓こんなのが売っていました。


今、この国慶節旅行で訪れた場所が大寒波で、車が雪の中を立ち往生しているそう。

早くおさまるとよいのですが。本当に厳しい自然環境です。


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月の砂漠をはるばると♪敦煌でらくだに乗りました。2011年の回想

2012-01-02 23:12:09 | ウルムチ・トルファン・敦煌旅行
昨年の国慶節の旅行記の続きです。

トルファン→ウルムチから敦煌へ行きました。

まず鳴沙山でらくだに乗りました。



らくだの歩調は、まさに「月の砂漠」の歌のリズムです。

かなり揺れ、カメラを落とすと砂で必ず故障しますと注意を受けていたので、

必死でしがみついていました。

でも慣れると、このままらくだに乗って、どこまでもどこまでも行ってみたくなりました。

気分はすっかりシルクロードの行商人です。




途中、らくだを降りて、砂山のてっぺんまでは自力で這い上がります。



下りは、古タイヤに乗って滑り降りるのですが、

とにかく順番をぬかされ、知っている限りの中国語を叫び、

待ち続けていることを訴え、ようやく降りることができました。

一列に並んで、順番に降りたらいいと思うのですが・・・。



↑月牙泉に着いたらすでに、うす暗くなっていました。

上から見ると、三日月の形をしています。



それから、世界遺産の莫高屈へも行きました。


↑九層楼


崖の壁面に734窟も!ほらあながあって、

専属ガイドさんが一部を案内して下さいました。

石窟内は、壁画や仏像など様々でした。(中は撮影禁止でした)



5世紀から15世紀までおよそ千年の間に作られたとのことで、

その時代やスポンサーさん?の好みで画風が違い、、

暗闇の中、懐中電灯を頼りに目を凝らし興味深いひと時を過ごしました。


↑外の壁に描かれた壁画です。

石窟には、一般公開されている窟と、有料で一人一窟300元とがありました。

家族で300元にしてくれないか?と渋っているうちに締め切られ、

閲覧のタイミングを逃してしまいました。

心の目で見よう!と、目を閉じて想像力を駆使して思い浮かべました。


こんな感じのはず↑

観光の時間も限られていますので、莫高屈では、

事前に何番の窟を見たいか決めてから行かれることをおススメします。




敦煌の観光は多かったので、2回に分けます。

続きはまた次回。


↓去年の国慶節の話をしているのは、ウーティエンくらいでしょう
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灼熱のトルファンリポート。正に火州

2011-10-07 23:53:43 | ウルムチ・トルファン・敦煌旅行
ウルムチ・トルファン・敦煌5泊6日の旅行から上海へ帰ってきました。

同じ中国でありながら、外国旅行をしたような感じがします。

興奮が冷めやらず、やたらと写真が多いですが、どうぞお付き合いください。


トルファンについて2日目、朝一番で訪れたのは、高昌故城です。

が、移動中に次女が眠ってしまい、バスの中で待機しました。

長女によると、遺跡の中をロバ馬車で見学して、楽しかったらしい・・・。


次のアスターナ古墳群では復活し、見学できました。



ぱっと見にはよくわかりませんが、

地下に墓室があり、ミイラがあります。

空気が乾燥しているので、自然にミイラになってしまうそう。





それからぐっと移動して、ベゼクリク千仏洞へ。



9世紀のウイグル文化が残っています。

が、その後イスラム教の進出や、外国人よって、

仏像や壁画が削られたりして、かなり残念な保存状態です。




それから、西遊記でも有名な火焔山へ。

もう、この辺はド迫力な景色です。

草木一本も生えない炎の山。



牛魔王の銅像もありました。





昼食をとったレストランの裏庭にトウガラシが干してありました。



交河故城。



両脇を川に挟まれた高台で、難攻不落と言われたそう。



今、世界遺産に登録申請しているそうです。



こんな過酷な土地に水を供給する地下水路カレーズ。

気の遠くなるような規模で地下道を堀り、水路が作ってありました。

写真は、博物館の模型です。



実際に地下に降りて見学しましたが、涼しくて快適でした。

水は天山山脈からの雪解け水で、すごくきれいです。



そして、トルファン名産のぶどう園へ。

冬の寒さも厳しいので、いったんぶどう棚から外して土に埋めるそうです。

干しブドウもすごく甘くておいしかった~。





最後に行った蘇公塔。中国で一番高いイスラム様式の塔です。

となりのモスクも見学できました。



本当に盛りだくさんだったトルファン観光。


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新疆ウイグル自治区ウルムチなう!天地へ行ってきました

2011-10-03 23:15:19 | ウルムチ・トルファン・敦煌旅行
10月1日に上海→ウルムチと飛んで、トルファンまでバスで行き、

トルファンに2泊して、またウルムチに戻ってきました。

上海とは、同じ中国と思えない景色や文化に触れて、

感激しています!

トルファンでもたくさん写真を撮りましたが、

とりあえず今日行ってきた、中国のスイス?天地の写真をアップします。



中央に雪をかぶったボゴダ峰(標高5445m)が映っているの、わかりますでしょうか?

湖は雪解け水で澄んでいて、紅葉も始まっていて、最高でした。

遊覧船も気持ちよかったです。



新疆人の人たちも観光に来ていました。



中腹に道教の寺院がありました。

ヨーロッパ調の景色にしっかり中国のお寺が食い込んでいる感じでしょうか。


今回は団体ツアーに参加させてもらっているので、

すべて、至れり尽くせり、盛りだくさんの旅行です。


が、ウルムチのホテルから、慣れない夫のパソコンを借りて打っているので、

ちゃんとアップされるか心配です。


明日はいよいよ敦煌へ行ってきます!


↓みなさん、国慶節はいかがお過ごしでしょうか?
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国慶節は、ウルムチ→トルファン→敦煌と行ってきます

2011-10-01 01:30:21 | ウルムチ・トルファン・敦煌旅行
日々、ばたばたと過ごしている間に、早9月も終り、

国慶節休みですね。

ウーティエンは、ウルムチまで行ってきます!

本当は、上海始発→ウルムチ終点の電車で行くことを夢見ていたのです。

中国最長の一本線電車です。(直通と言うのでしょうか)

が、先の鉄道事故のニュースを受けて、意気消沈し、今回パック旅行に申し込みました。

飛行機だと、ウルムチまで5時間あまり。

電車なら45時間も乗っていられるのに!あ~もったいない。


でも、シルクロード・ハイライトと題して、盛りだくさんなツアーなのです。

5泊6日、楽しく行ってまいります!

↓ガイドブックも手に入れました。(最新版!)



↓みなさん、どちらへお出かけでしょうか?
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