
田圃から見た夕日です。
毎年、稲刈りのときの夕方になると、杉田二郎さんの「夕陽よおやすみ」という歌を思い出します。
♪ 赤い夕陽が西に沈んで行く 野山を染める
若い農夫は土を耕してく 楽しそうに・・
彼が耕すのは たぶん 田圃ではなくて畑だと思うのですが、同じ農業です。
彼は「豊かな糧をいつもありがとう」と、お天道様に感謝しながら、鍬を担いで妻の待つ家路をたどるのです。
この歌を、杉田二郎さんのあの低音の包み込むような大らかな歌声で歌われると、気持ちがゆったりして
きます。
牧歌的な風景が目に浮かびます。
「夕陽よおやすみ」の作詞は北山修さん。
「帰ってきたヨッパライ」や「イムジン河」で知られるフォーククルセダーズのメンバーです。
わたしは北山さんの大ファンで・・と、この話を始めると長くなるので、今日は割愛します。
北山修さんと言えば、加藤和彦さんと歌った「あの素晴らしい愛をもう一度」。
わたしの年代の人にとっては懐かしい歌だと思います。
高校時代、何回、何十回と、わたしも友達と歌いました。
稲刈りから帰って、加藤和彦さんの訃報を知りました。
ショックです。
脳内は「あの素晴らしい愛をもう一度」がヘビーローテーション。
今はまだ「ショック」、それだけです。