玄関前のカエデです。
ずーっと前に、
タケコプターみたいな種をご紹介しましたが、そのカエデがこんなに紅葉しましたよ。
我が家の小さい秋です。
さて、本題。
話は3週間ほどさかのぼります。
ご近所を営業でまわっていたという青年が「電話を貸していただけないでしょうか・・」と、やってきました。
車のキーをつけたまま、ドアをロックしてしまったというのです。
ドアを閉める前に、ポケットにキーが入っているのを指で確かめたというのですが、なんと、それは自宅のキーだったそうで・・・。
運の悪いことに、携帯電話は車の中。
車を停めた最寄の家に、助けを求めたということのようでした。
電話帳と電話を貸してあげて、鍵屋さんに場所を説明してあげて、鍵屋さんが到着するまで暇つぶしの話し相手もしてあげました。
そして無事に車が開いて、青年は何度もお礼を言いながら帰って行きました。
めでたし、めでたし。
でもね・・今どきの若い子って、電話を借りることなんてないせいか、ありがとうの言葉だけで済ますんですね。
昔は10円玉を置いていくものでしたよね。
電話料金が上がってからは、20円置いていくものでしたよね。
・・・と、チラッと思ったのは事実です。
別に腹を立てたわけではありませんが、世の中、変わったのね・・・と思ったのでありました。
そして、時は流れて、今さっき、「ピンポ~ン♪」という音に、出てみると、箱をかかえた青年が立っていました。
宅配屋さんかと思いました。
「先日はありがとうございました」という言葉に、やっと思い出しました!
あの青年!!ロックマン!!
「早くお伺いしたかったのですが、ずっと出張だったものですから・・」
ということでした。
そして、
「これを、かいちゃんに・・」と、箱を差し出します。
「え~? それじゃ、電話代、高くつきますよ」と遠慮しましたが、
「どうぞ。使ってください」と。
ありがたく頂戴しました。
おしりふきシート 80枚入×12パック。
不思議でしょう? なぜ孫がいることを、しかも名前まで知っているか。
そうなんです!
青年が電話を借りに来たとき、孫もyomejoもいたのです。
そして、3月にパパになったという青年と赤ちゃんの話をしたのでした。
「男の子ってお医者さんに言われていたのに、女の子だったんですよ~」
って言ってましたっけ。
やっぱり、今どきの若者もちゃんとしてるんですね。
おばちゃんは、心の中で「ごめんなさい」を言いました。
その青年の娘さんのお名前は「楓」ちゃんです。
楓ちゃんって、紅葉の美しい秋に生まれた赤ちゃんにつけそうな名前ですよね。
でも、彼は、春の若葉のころのカエデが好きなんですって♪