昭和52年頃に買った、わたしの愛読書『人物日本の女性史』全12巻。
大河ドラマのヒロインお江は『お市の方』・『淀殿』・『春日の局』に少しだけ登場しています。
小説ではなくて評伝なので、どの女性たちも不要な美化はされず、バッサリ斬られています。
ただし、やはり人間の書くことなので、好みが現れていたりはしますよ。
篤姫に関しては、とても好意的に書いてありました。
実は わたくし、この本で篤姫のことを知り、篤姫ファンになったのです。
ドラマ化されると知ったときは、狂喜乱舞。・・はオーバーだとしても、嬉しかったです。
この本を読み直して予習しました。
お江に関しては、前出の3篇をナナメ読みしただけです。
これから ちゃんと読みます。
ドラマと違う部分があるのも興味深いです。
たとえば、この本では、お市が小豆の袋を信長に送り危険を知らせたと ありますが、ドラマでは
侍女が作った小豆の袋を投げ捨てて、信長を裏切ったというニュアンスで描かれていました。
どちらが正しいのでしょうか?
見ていた人から直接聞くことができないので、真相はわかりませんよね。
文献が残っていたとしても、真偽の程はわからないし。
「諸説ある」ということ?
お江の名前も「於江与」とか「おごう」とか、諸説ありますよね。
面白いです。
ここは ひとつ、「真実を知ることがすべてじゃない‥♪」と歌う稲葉さんに同意して、
「面白い」で済ませましょう。
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