Shell工房(スタッフブログ)

Shell工房は写本装飾好きのプチ職人7名のユニットです。波と砂に磨かれて輝く貝殻のように日々修行中!!

西アジア細密画展

2011-11-08 | アート
西アジア細密画展


とうとう始まりました、今年の細密画展。
準備万端、計画通りに・・・と今年は余裕をかましていたら、見事に土壇場で締め切り仕事の連続。
かれこれ2週間、2~3時間睡眠で自分との格闘の日々でした。作品搬入では、飾る位置を決めて、作品をお持ち帰り。私にとって、黙々淡々と無の境地を味わえる細密画も、作品展前には苦行になります。いっそ、山篭りでもできればいいのかなぁ~

左側は昨年の作品、右側は今年の作品と、どちらも見れば見るほど反省の多い仕上がりですが、
細密画の大先輩に「明らかに去年のラインと違うわよ!」とお褒めをいただき、疲れが吹っ飛びました。

今年の大きな共同作品は36分割されています。新しいメンバーも入っているのにかなりのハイレベル!とても大勢の手が加わっているなんて思えない出来栄えです。額装されてしまったので、お見せできないのが残念ですが、それそれのパーツ(イラストボード)の側面にまで、絵が描かれているんですよ。とても楽しい作業でした。額屋さんが感動していました。秘密は・・・2箇所だけ、ズレがあります・・・会場で捜してみてください!

最後の写真は、作業の残骸。今年は色作りのために梅皿7枚重なりました。それに、金泥・銀泥皿。回転寿司みたい?
絵具皿を洗う前に、残った絵具でカラフル用紙作成。エコ!エコ!これが何に変身するかな?

む~