はい、しげのですが?

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障害の「害」を書き換えない、僕のシンプルな理由。

2013年11月29日 18時06分47秒 | 障害者権利条約Vs障害福祉

障害の「害」について、簡潔に、もう一歩踏み込んでみる。

障害の「害」がダメだ、という人たちの論理はこうだ。

障害者は「害」を持った存在として認識され差別されてきた。

それはそうだ。
社会が障害者から「害」を受けている、と、今までの人たちは考えていたのだから。

だが、歴史の中で明らかになった事実は逆だ。

障害者は社会への加害者ではなく、被害者なのだ。
障害者は、社会から「害」を受けてきたのだ。そして今も「害」を受け続けている。

機能障害(インペアメント)を障碍と置き換えたところで、障害の社会モデルに立つ限り、機能障害と社会的な障壁の相互作用である「障害」は、被害・加害の関係性を含んでいる。

加害者側はともかく、被害者の側から、その事実を隠す必要なんてない。

だから、障害の「害」は書き換えない、というのが、僕の見解です。


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