はい、しげのですが?

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放射能と放射線の単位

2011年05月04日 06時56分09秒 | 原発と放射能
放射能と放射線の単位
おもに広河隆一「チェルノブイリ報告」
肥田俊太郎・鎌仲ひとみ「内部被曝の脅威」より

1.物質の出す放射能の強さ
 ・ベクレル:1ベクレルは1グラムの物質が1秒間に1つの放射線を出す強さ。
 ・キュリー(旧単位):1キュリーは1グラムのラジウムが持つ放射能の強さ。
  1キュリー=370億ベクレル。

2.物質が受ける放射線の量
 2-1.吸収線量:
  放射線が物質に衝突したとき、そのエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかを示す値。
  ・グレイ:1グレイは物質1キログラムあたり1ジュールのエネルギーを吸収した時の線量。
  ・ラド(旧単位):1グレイ=100ラド。
 2-2.実効線量:生物体への被曝影響度。
  人体が放射線を外部から浴びた時、その吸収量が同じでも、放射線の種類や浴びた臓器によって影響が異なる。
  Wikipediaによれば、吸収線量(グレイ)に放射線荷重係数を乗じたものが線相当量(シーベルト)だという。
  放射線荷重係数は、X線、ベータ線、ガンマ線の場合は1なので、
  ・1グレイ=1シーベルト(上記の条件付き)。
  ・レム(旧単位):1シーベルト=100レム。

テレビ報道ではベクレルとシーベルトの換算がいとも簡単に語られるが、そんな単純な関係ではないことがわかる。
インターネット上では、いくつかの換算サイトがある。

次の段階は、それぞれの値が人体にもたらす影響度の調査だ。

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