放射能と放射線の単位
おもに広河隆一「チェルノブイリ報告」
肥田俊太郎・鎌仲ひとみ「内部被曝の脅威」より
1.物質の出す放射能の強さ
・ベクレル:1ベクレルは1グラムの物質が1秒間に1つの放射線を出す強さ。
・キュリー(旧単位):1キュリーは1グラムのラジウムが持つ放射能の強さ。
1キュリー=370億ベクレル。
2.物質が受ける放射線の量
2-1.吸収線量:
放射線が物質に衝突したとき、そのエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかを示す値。
・グレイ:1グレイは物質1キログラムあたり1ジュールのエネルギーを吸収した時の線量。
・ラド(旧単位):1グレイ=100ラド。
2-2.実効線量:生物体への被曝影響度。
人体が放射線を外部から浴びた時、その吸収量が同じでも、放射線の種類や浴びた臓器によって影響が異なる。
Wikipediaによれば、吸収線量(グレイ)に放射線荷重係数を乗じたものが線相当量(シーベルト)だという。
放射線荷重係数は、X線、ベータ線、ガンマ線の場合は1なので、
・1グレイ=1シーベルト(上記の条件付き)。
・レム(旧単位):1シーベルト=100レム。
テレビ報道ではベクレルとシーベルトの換算がいとも簡単に語られるが、そんな単純な関係ではないことがわかる。
インターネット上では、いくつかの換算サイトがある。
次の段階は、それぞれの値が人体にもたらす影響度の調査だ。
おもに広河隆一「チェルノブイリ報告」
肥田俊太郎・鎌仲ひとみ「内部被曝の脅威」より
1.物質の出す放射能の強さ
・ベクレル:1ベクレルは1グラムの物質が1秒間に1つの放射線を出す強さ。
・キュリー(旧単位):1キュリーは1グラムのラジウムが持つ放射能の強さ。
1キュリー=370億ベクレル。
2.物質が受ける放射線の量
2-1.吸収線量:
放射線が物質に衝突したとき、そのエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかを示す値。
・グレイ:1グレイは物質1キログラムあたり1ジュールのエネルギーを吸収した時の線量。
・ラド(旧単位):1グレイ=100ラド。
2-2.実効線量:生物体への被曝影響度。
人体が放射線を外部から浴びた時、その吸収量が同じでも、放射線の種類や浴びた臓器によって影響が異なる。
Wikipediaによれば、吸収線量(グレイ)に放射線荷重係数を乗じたものが線相当量(シーベルト)だという。
放射線荷重係数は、X線、ベータ線、ガンマ線の場合は1なので、
・1グレイ=1シーベルト(上記の条件付き)。
・レム(旧単位):1シーベルト=100レム。
テレビ報道ではベクレルとシーベルトの換算がいとも簡単に語られるが、そんな単純な関係ではないことがわかる。
インターネット上では、いくつかの換算サイトがある。
次の段階は、それぞれの値が人体にもたらす影響度の調査だ。