約2年ぶりに願いが叶いました。
宮崎県木城町の「木城えほんの郷・森のえほん館」を訪問しました。
昨年1月、子どもの読書運動を推進する公明党福岡県本部女性局の「21世紀の王子・王女プロジェクト」が、開催した「子ども読書運動全国キャラバンin福岡」に私はパネリストとして参加しました。
その際、基調講演をしていただいた、児童文学者で久留米信愛女学院短大教授の高士与市先生は「子どもの成長には、命令や禁止の言葉ではなく、人間らしい心のこもった言葉を聞かせることが大事」と強調され、「絵本などの話を聞かせることで、子どもの豊かな感性と心を育ててほしい」と訴えられていまとした。
私は、高士与市先生に「図書館で絵本を専門にしている所がありますか」との質問に「宮崎県の木城町の森のえほん館に行かれたらいい。参考になりますよ」と答えられ、一度行ってみたいと思っていたところでした。
![木城町の亀](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8b/ec1e1271147a10ea6f71f08c030399bb.jpg)
下二人の子どもを連れて 夜到着(遠かったです)、真っ暗。満天の星空、思わず「スッゴーイ、星座がどれか分からんネェ」テレビのない夜は、親子でおしゃべりをして早めに就寝。
夜明けとともに「オッハヨー」元気に飛び起きる子ども達。自炊のご飯を食べていざ見学。子ども達は、木造の図書館でいろんな絵本を手にとってゆったりとした時間を満喫していました。
![木城絵本図書館読み聞かせ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a8/5d4b05b21a049f01283035fc90a39702.jpg)
この施設は、国や県の補助を受けて町が1996年に総事業費4億9千万円をかけて完成。木造2階建てで木の香りが心を和ませる。宿泊施設もあります。運営は、みどりのゆりかご協会が行っています。2002年度の総予算7600万円のうち町からの委託料は、2000万円。残りは、本の売り上げや入場料、イベント収入などで賄っているという。
入館者は年間28000人が来場し、子どもからお年寄りまで、北は北海道からも来られるという。蔵書は約13000冊です。
![木城絵本図書館](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/00/be3b43edcd27945cec77bbc98c20937e.jpg)
宮崎市内からでも車で1時間、高鍋駅からも30分かかる。交通の不便さを超えて3万人近い人が訪れる理由は、自然の中でゆったりとした時間をすごせる贅沢があるからかもしれません。
木城えほんの郷