これからも現場主義。今の私のモットーです。
筑紫野市の県立総合射撃場の散弾鉛(なまり)環境問題の解決。現場主義の大切さをもっとも痛感したのがこの仕事でした。
これもあるご婦人の声から始まりました。
筑紫野市の県立総合射撃場の中には農業用溜池があります。射撃をするたびに散弾銃の弾丸が破裂して飛び散り、その鉛が農業用ため池に堆積し、地下水が汚染されることが心配されていました。
近くにお住まいの婦人の方が心配をして、相談をいただき、早速調べてみることにしました。
ところが意外な事実が判明!
射撃場のため池では、定期的に水質検査を行われていたのですが、福岡県は、あろうことか、基準値を上回る鉛が検出されていたにもかかわらず、その結果を「改ざん」していたことが新聞報道で発覚したのです。
私は射撃場の土を自ら採取し、九州大学の協力を得て分析しました。すると、射撃場の土には、自然界の3800倍もの鉛が埋まっていることがわかったのです。
この事実をもとに県議会で、鉛弾や汚染土壌の回収、射撃場の改良などを求めますと、これを機に、射撃場を一時閉鎖して全面工事に入ることになり、
①ため池の前には、鉛弾が落ちないように高さ10メートルの防御壁を設ける。
②鉛弾が回収しやすいような工夫を施す。
③住民の意見を取り入れ、 定期的な水質・土壌検査の実施も約束。
おかげで環境に配慮した射撃場に生まれ変わりました。これを機に環境汚染の危険のある全国11の射撃場が閉鎖されたのです。
筑紫野市の県立総合射撃場の散弾鉛(なまり)環境問題の解決。現場主義の大切さをもっとも痛感したのがこの仕事でした。
これもあるご婦人の声から始まりました。
筑紫野市の県立総合射撃場の中には農業用溜池があります。射撃をするたびに散弾銃の弾丸が破裂して飛び散り、その鉛が農業用ため池に堆積し、地下水が汚染されることが心配されていました。
近くにお住まいの婦人の方が心配をして、相談をいただき、早速調べてみることにしました。
ところが意外な事実が判明!
射撃場のため池では、定期的に水質検査を行われていたのですが、福岡県は、あろうことか、基準値を上回る鉛が検出されていたにもかかわらず、その結果を「改ざん」していたことが新聞報道で発覚したのです。
私は射撃場の土を自ら採取し、九州大学の協力を得て分析しました。すると、射撃場の土には、自然界の3800倍もの鉛が埋まっていることがわかったのです。
この事実をもとに県議会で、鉛弾や汚染土壌の回収、射撃場の改良などを求めますと、これを機に、射撃場を一時閉鎖して全面工事に入ることになり、
①ため池の前には、鉛弾が落ちないように高さ10メートルの防御壁を設ける。
②鉛弾が回収しやすいような工夫を施す。
③住民の意見を取り入れ、 定期的な水質・土壌検査の実施も約束。
おかげで環境に配慮した射撃場に生まれ変わりました。これを機に環境汚染の危険のある全国11の射撃場が閉鎖されたのです。