駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

セミの抜け殻

2009-07-16 13:29:23 | 里山の虫
足元の草にくっついていた、土のついたセミの抜け殻。
アブラゼミの抜け殻よりも一回り小さめで、丸っこい形。
これ、ニイニイゼミが残していったものです。

ニイニイゼミは体長26mmほど、日本ではどこでも見られる馴染みのセミ。
チィー、ジーと連続する鳴き声は、6~8月ごろに聞かれます。(ひ)

ヤブカンゾウ

2009-07-15 08:29:20 | 里山の花
大学へ来る途中、土手や線路わきにオレンジ色の花がたくさん咲いているのを見かけませんでしたか?
ユリ科ワスレグサ属の多年草、ヤブカンゾウです。
有史以前に中国から帰化したという、直径8cmほどの八重咲きのゴージャスな花、朝開いて、夕方にはしぼみます。
身につけていると嫌なことを忘れさせてくれるとか。
でもアブラムシが付いていることが多いので、要注意です^^;(ひ)

ムクドリ

2009-07-14 08:33:01 | 里山の鳥
葉っぱの中を昆虫探してテクテク。
時どき立ち止まって、辺りの様子をキョロキョロ。
つぶらな瞳のムクドリです。
ムクドリ=椋鳥、でも椋の木の実ばかりを食べているわけではなく、こうやって地上を歩いて虫を探して食べる姿をよく見かけます。。
鳴き声がキュルキュル、リャーリャー、ギャーギャーと騒がしいため、嫌われてしまうことも多々あるのですが、かのモーツァルトはムクドリをペットとして飼っていたとか。
さすが、偉大な音楽家は違う…?!(ひ)

フクロツルタケ

2009-07-13 08:29:16 | 里山の危険
里山にニョコッと顔を出していた白いキノコ。
卵の殻のような形の大きなツボがみられます。
これは…そう、毒キノコです。

テングダケ科のフクロツルタケ。
誤食すると嘔吐・下痢などの症状を引き起こし、肝臓や腎臓などの臓器に障害が発生、死に至るという、とても恐ろしい猛毒キノコです。
要注意です!(ひ)

アメンボ@飯能河原

2009-07-12 21:05:11 | 飯能・入間・秩父里山探訪
休日、駿大のある飯能市の憩いの場、飯能河原には多くの人々が集います。
バーベキューをする人、水遊びをする人、釣りをする人…
楽しみ方はそれぞれです。

そんなにぎやかな河原の一角にある水場に、たくさんのアメンボ。
小さな波紋を何度も作りながら自由自在に水面を動き回る姿、何だかじっと見つめてしまいました。

アメンボは水の表面張力を利用して浮かんでいます。
洗剤や石鹸などが少しでも入ると、水の表面張力が弱まりアメンボは沈んで死んでしまいます。
アメンボのためにも、きれいな川を守っていきたいですね。(ひ)