ファイティングスピリッツ

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太宰府天満宮

2008年05月23日 | 愛すべきおっさん達


旅の終わりに、九州、博多に寄り、博多唯一の酒蔵
「百年蔵」で昼食をして新幹線で帰阪した。
雨で博多周辺の散策はなくなったが、みな、了解した。

その前の夕方、どうしても許せないヒトこまがあった。

ホテルに着いて、同部屋の4名でテレビを見るともなく見ていた。
前年の組合会長と同室だった私と他2名はニュースのミャンマーの
サイクロン被害と、中国の四川省大地震を見ていた。

それが終って、野球の結果を伝えようとしたとき、
組合会長が、「これだけの人間が亡くなったら、ちょうど日本と比べて
釣り合いのとれる人口になるんとちゃうか?」とおどけながら言った。

他二人はどっと笑い、私は笑わなかった。空気を感じた
元組合会長は、「風呂でもいこか」と話題を変えた。
どんなに苦しくても、人の死を笑いに変えるのは、
人間としてあるまじき行為だ。それに乗っかって笑うのは、
同罪だ。私はそこだけははずさない、意識があった。
古臭いと言われようが、人間としてどうにも合流できなかった。
それで、得意先をなくそうが、会社から怒られようが
どうにも対応をするつもりでいた。仕事より人間を選ぶので
よく怒られる私の悪い癖なのかもしれない。