下の娘の生活発表会があった。
下の娘は、みんなの合奏では、鉄琴を真ん中でたたいていた。
合唱では、「亀の遠足」のようなタイトルで
おもしろい歌を歌っていた。
「亀の遠足は、3日前から準備する。おやつを3日前から、リュックに入れる。」
「だからべチャべチャ溶けちゃって、いつも食べられない。」
「亀の遠足は、夜明け前から動き出す。やっとお昼に着く頃には、みんなもバスもいっちゃった。」「のんびり行こう、のんびり行こう」とか何とか歌っていた。
一度しか聞いたことがないし、面白い歌だと思って、だいたいのところを覚えたのだが、知っている人に言わせれば、まったく歌詞が違うと思う。
劇では、「こびとの靴屋」と言うのをやり、下の娘は、小人役だった。
でも性格からか、とてもあっさりしていて、
自分のセリフが終わると一目散に物陰に帰ってしまう。
あとで聞くと、先生にみんながついてくるから、早く帰ってあげるようにと
言われていたらしい。
本人いわく、先生の言うことを忠実に、観客から笑いがおこるほどに、
守った訳だ。
私はといえば、写真はそこそこにして、よく拍手をしてあげた。