下の娘に靴を買うことにした。誕生日のプレゼントだが、
本当は、上の娘の時に、一緒にプリキュアのシャツを買って
あげたので、それで終了だったのだが、あまりに小さいので
意味がわかっていない。
これも末っ子の役得だろうか。
靴屋に入っていくと、きらきらのサンダルがあった。
ちょっとだけはいてみるとのことで、はいてみたら
そのまま、めずらしく、このサンダルを履いて帰ると
大泣きして地団駄踏んでいる。
やれやれと思うが、そこは3人を育ててきた妻と私。
「じゃあ、そのサンダルは次に来たときに買ってあげるから」
「そんなのを履いていったら、保育所の先生がびっくりするで。」
といろいろなだめてみる。
それでも効き目がない。
とっておきの作戦を出す。
「この靴を履いたら、運動会で一番になれるで」
「サンダルやったら、べったになるで」
とっておきの作戦だけあって、泣きじゃくる難敵にも
効果があった模様。少し考えている。
「わかった、じゃあこの靴にする。これ買って。」作戦成功。
次の日、保育所に行って、早速先生に自慢していたようだ。
「この紐のところにある、きらきらが速くなるねん。」
勝手に理由を考えているようである。これだから子育ては楽しい。