
昨日の続きで、下の娘の劇は、「こびとのくつ屋」だった。
何かの本にあるのかどうかわからないが、
初めて聞いたストーリーだった。
くつ屋の夫婦がその日売ったくつの代金で
次の日の皮を買って、型を切るところまで仕事をする。
どうも夫婦にはそこが限界のようだ。
その晩、夫婦が寝静まると、こびとが6人、出てきて
朝までにくつを仕上げてしまう。
ある晩、不思議に思ったくつ屋の夫婦は、起きてこびとたちの
様子を影からこっそりながめてしまう。
そして手伝ってくれるこびとの存在を知ったので、
お礼にぼうしと小さいくつを作って、おいておく。
それをもらったこびとたちは、もう、知られてしまったと
それきり、姿を現さない。そこで終わってしまっていたが、
それはそれで良いかとも思う。
かろうじて、全員の引きの写真があったので、載せておく。


