とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第23話  羽つき餃子

2012-12-27 13:33:34 | 郷土食
宇都宮の餃子はもう、言わずものがな的に全国的に有名になっているようですが、その消費量第1位を他県に譲ってしまったニュースを聞いて、普段は何とも餃子に執着が無い宇都宮市民も、なんだか、その時ばかりはがっかりしたのではないでしょうか。
宇都宮市内では餃子マップを手に老舗店舗に並んでいる若者の長蛇の列などをお見かけもしますが、自分のことのように、ちょっとうれしい気がします。
それにしても、餃子は意外にマスコミで取り上げられている店じゃないところがとてもおいしかったりします。
それはそうと、家で餃子を作るのは年に何度しかありません。(私の場合)
餃子屋さんの雰囲気や、時には一緒に飲むビール、一緒に卓を共にする人との会話を総じて「おいしい」と思うからなんでしょうね。

材料 30個分
好きな野菜を刻む(キャベツ、にら、長ねぎなど)・野菜は水気の少ないものがいいです。野菜は基本、残りものでいいのです。
鶏、豚などのミンチ肉少々
ショウガのすりおろし汁少々
ニンニクのすりおろし少々(お好みで。私はニンニクが好きではないので入れません。でも、問題ないです。)
初めて作る方は、黄卵1個をつなぎにするとまとめやすいです。私はここで片栗粉を茶漉し器でうっすらまきつつ、つなぎにしています。

以上の材料がどんぶり3分の2もあれば充分です。
餃子の皮
調味料(塩、コショウ)
私の場合、豆板醤小さじ1
油少々(ごま油が好きな方はごま油も。私はごま油がやはり好きではないので、あいすみません。)

羽を作るために小麦粉・片栗粉を小さじ1ずつ

作り方
材料、調味料をよく混ぜ合わせます。
スプーンを使って皮に具を入れ、シワ寄せして片栗粉を水で溶かした水分で皮を閉じていきます。

焼き方はまず、温めたフライパンに油をひき冷まします。ここがミソです。
冷めたところに餃子と大さじ3くらいの水を入れます。フタをして加熱開始です。片面5分を蒸らし焼きします。
フタをはずして一回少し冷まします。それからひっくり返して5分焼きます。(くっつかない鉄則です。)
焼き色がついたら、薄すぎるくらいに水で溶いた小麦粉&片栗粉を餃子の下に流し込みます。
羽がぐにゃぐにゃ状態だとしたら、粉が多すぎの証拠です。薄く溶くのがコツです。

ある程度羽の周囲が焼けたら、油をちょっと注いであげると、パリッと焼きあがります。
できあがったら「おいしいね!」と言い合って、熱いうちに食べます。
一人の方も「なかなかイケるわ!」と言って褒めながら食べましょう。おいしさ倍増です。
♪チーズを入れたり、ハムを入れたり、残り物をなんでもリメイクしてくれる郷土の誇りの何気ない餃子のいいところですね。

水餃子はまた別の機会に、ご紹介します。




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