宇都宮市泉ヶ丘にある吉沢パン店の小倉ぱんを頂戴いたしました。
つぶ&こしの2種です。
ケーキ屋さんはショートを食べると基本がわかる、パン屋さんは小倉を食べると基本がわかる、というような田舎町伝説を聞いたことがありますが、この吉沢パン店の小倉ぱんは、本当においしかったです。餡のちょうどいい甘み、パン生地の弾力。
ちなみに、なぜ餡子を「小倉」と呼ぶのでしょうか。
皆さん、小倉と聞くと、ぱっと頭に浮かぶのは「小倉百人一首」の小倉でしょう。
なんでも、紀貫之さんが詠んだ和歌に「小倉山峰立ちならし鳴く鹿のへにけむ秋を知る人ぞなき」というのがあります。その中に小倉山と鹿が詠み込まれています。鹿は大人になるまでにはからだじゅう、「鹿の子」といわれる斑点状の文様があります。小倉餡をその鹿の子文様に見立てて、和歌の世界では小倉山、鹿のワンセットで、餡を「小倉」と呼ぶようになったようです。
ですから、小倉パンはへたしたら「鹿パン」ということにもなっていたかもしれませんね。
つぶ&こしの2種です。
ケーキ屋さんはショートを食べると基本がわかる、パン屋さんは小倉を食べると基本がわかる、というような田舎町伝説を聞いたことがありますが、この吉沢パン店の小倉ぱんは、本当においしかったです。餡のちょうどいい甘み、パン生地の弾力。
ちなみに、なぜ餡子を「小倉」と呼ぶのでしょうか。
皆さん、小倉と聞くと、ぱっと頭に浮かぶのは「小倉百人一首」の小倉でしょう。
なんでも、紀貫之さんが詠んだ和歌に「小倉山峰立ちならし鳴く鹿のへにけむ秋を知る人ぞなき」というのがあります。その中に小倉山と鹿が詠み込まれています。鹿は大人になるまでにはからだじゅう、「鹿の子」といわれる斑点状の文様があります。小倉餡をその鹿の子文様に見立てて、和歌の世界では小倉山、鹿のワンセットで、餡を「小倉」と呼ぶようになったようです。
ですから、小倉パンはへたしたら「鹿パン」ということにもなっていたかもしれませんね。