とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第52話  コケッコーラ DE チキン

2013-01-25 14:32:37 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは鶏のムネ肉を「コーラ」と「栃木まがりネギ」で煮詰めたさっぱりした一皿を紹介します。
曲がっていて、甘いのが特徴のネギです。「日里(にっさと)ネギ」という特産ネギも甘いです。


材料(1人分)
鶏ムネ肉1枚
まがりネギ5本
コカコーラ500ml(ペプシでも意義なし)

作り方
鍋にムネ肉を入れ(切らないで)後は、ネギをとにかく3cmくらいにザク切りして入れます。5本はすごい量です。
そこにコーラを500ml、水50ccを注いでしまいます。
あとはフタをちょっとずらして乗せてひたすら弱火で煮ていきます。
30分もすればおおよそコーラのカサが減っています。
その時、不思議なことにもうコーラの色はありません。半透明です。

ネギがしんなり茹であがり、竹串でお肉をさして、すんなり通ったら出来上がりです。
きょうは、炒りゴマと練り~カラシと醤油少々でタレをかけました。
タレはお好みで。

肉の味はほんのり甘いです。ネギの臭みは無いです。

鍋の中ですっかり冷ましてからお肉は切ってください。でないと崩れてしまいます。この時出る煮汁はとてもコクウマです。他の料理の隠し味に使えます。煮えたネギのおいしいこと!ホウレンソウでも付け合わせでどうぞ。

調味料はコーラ以外に使っていません。この鶏肉料理・コケッコーラは簡単なのでぜひお試しください。

とちぎの「おいしい」 第51話  くず湯

2013-01-24 14:21:16 | とちぎの何気ない郷土料理
昨夜はちょっと疲れがでたのか、食欲がありませんでした。
そんな寒い夜にぴったりなのが「くず湯」です。

1杯分の材料
くず粉 10g
砂糖 少々(お好みで)
熱湯 100cc

作り方
器をよく温めておきます。
そこに10gのくず粉を入れ、ぬるま湯を大サジ3杯分くらいを入れてよく溶かします。
くず粉が溶けたら砂糖を入れて今度は沸騰した残りのお湯を入れて出来上がりです。

私はいつもくず湯をいただく際には、おかきなど、お煎餅の余ったのを砕いて入れます。
すると、なんということでしょう(ビフォーアフター風)また違った新しいお味で冬の夜に温まることができますわ。
朝食としても、10時の一息時間にもいいですね。今回使っているのは奈良県産の100%くず粉です。
片栗粉でも作る似たような「かたくり湯」というのがあって、子どもの頃は片栗粉に砂糖と黄卵を溶いて飲んでいました。

とちぎの「おいしい」 第50話  ロールきゃべつ&リゾット

2013-01-23 11:56:54 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは炊飯ジャーだけで作るロールキャベツとトマトベースのリゾットを紹介します。

材料(1人分)
きゃべつの葉2枚
玉ねぎ 2分の1
人参  半分
豚ひき肉 50gぐらい
とりがらスープ 100cc
トマト1個(トマトホール缶を使ってもいいかもしれません)
じゃがいも 食べたいだけ
塩、コショウ、醤油 酒 少々

作り方
きゃべつの葉は大きな皿に広げ、水大サジ2とともにきっちりラップして5分チンしておきます。
玉ねぎと人参は半分の半分をみじん切りし、これもラップして5分ほどチンします。
冷ましてひき肉と混ぜ合わせます。好みで塩、コショウを。
きゃべつの葉っぱにくるんで楊枝を刺して後に崩れないようにしておきます。この段階では肉は生です。

スープの作り方
ミキサーで人参、玉ねぎ、軸をとったトマトを全部とりがらスープとともに撹拌します。

あとは
いつもの炊飯ジャーで米0.5合にミキサーで撹拌したベースを半合よりちょっと多めになるよう入れます。
包んだロールキャベツを並べたところに、適当に切ったじゃがいもを隙間ができないように入れます。じゃがいもはロールきゃべつの崩れを防ぐ役目も兼ねています。
最後に醤油を小さじ1、酒小さじ1を入れてスイッチオンです。ソイソースってほんとに万能ですわね。
トマトベースのロールきゃべつとリゾットとボイルドじゃがいもが一度に出来上がります。
色添えに緑があると食欲も倍増かしら。

この時期、スーパーで売られているキャベツが店頭に並ぶ前に、相当な外葉が捨てられています。霜焼けして紫色をしている部分があると売れないからですが、実は霜焼けした葉っぱが甘いのですけどね。残念な話です。私は知り合いの店から捨てられる葉っぱをできるだけ無料でいただきます。Oh.mottainai!

そしてもうひとつ、食べるときに揚げ玉をまぶすとチョーおいしいですwa。
私は「ロールーリードきゃべつ」と呼んでますけど(笑

あと余談ですが、「きゃべつ」というバンドもあって、山田さん、本庄さんお元気でしょうか。



とちぎの「おいしい」 第49話  『那須ポークの生姜肉みそ』

2013-01-22 13:56:47 | 栃木のすぐれ物
きょうご紹介するのは「那須ポークの生姜肉みそ」という惣菜の商品です。

原材料は玉ねぎ、味噌、豚ひき肉、砂糖、生姜、食用植物油、みりん、一味唐辛子、鰹エキス、発酵調味料、酒精。と書いてあります。

製造は那須塩原市のダルマフーズという会社です。
ちょっとお高めの値段ですけど、このビン詰1個(内容量130g)のおかげ様で食卓や食生活が潤っています。

炊きたてご飯に乗せて一口御いただいただけで、なんだか体が温まるのです。

極めは野菜を茹でて、黒酢と混ぜればコクのある大人のドレッシングになります。

これは那須に行かなくても身近なスーパーで売っていますのでとても重宝しております。
夏場は野菜ジュースをミキサーにかけ、これ小サジ1を混ぜて飲むとパッと目覚めたように食欲も湧いてきます。朝の疲れがどこかに行っちゃったみたい!な感じで私の元気のもとです。
いつもカバンに潜ませて、いざ外食した時も勝手に使いたいシロモノです。

とちぎの「おいしい」 第48話  むかご飯

2013-01-21 13:30:05 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは「むかご」(自然薯:じねんじょ)を使って炊き込みご飯を作りました。
野生種自然薯の栄養価の高いむかごは昔から滋養強壮によいと言われています。

炊き込みご飯になるような具材があればいっしょに炊きこんでみてはいかがでしょう。

材料(3人分)
米 2合
むかご  一握り分
人参  半分
こんにゃく 3分の1
塩コンブ  少々
酒  大サジ1
醤油 大サジ1

作り方
むかごは水洗いします。
米2合にむかごと他の具材を入れ、酒と醤油を入れて炊飯ジャーのスイッチを押すだけです。

むかごは炊きあがるとほっこり、もちもちな食感です。

むかごはその他、塩ゆでにしてきゅうりやワカメと三杯酢で和えたり、寄せ揚げに使ったり、炒って塩味をつけていただくと本当に珍しいおつまみに変身です。

昔はただ塩で茹でて箸でつまんで食べ、今思えばそれで箸の使い方がうまくなったように思います。箸スキルにも貢献。