とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第47話  餃子(正嗣のぎょうざ)

2013-01-20 09:59:29 | うつのみや餃子
うつのみやの餃子は全国的に評判なのはうれしいものです。JR西口にも「ぎょうざ像」が立っています。
でも消費量は去年は第2位を甘んじました。かといって1位奪還のために餃子を食べるというのは市民としては考えてはいませんが。でも、いつも街の中に餃子の匂いがしている感じです(笑)

きょうご紹介するのは正嗣の餃子です。写真は焼き2人前分です。あとメニューにあるのは「水餃子」です。ご飯もビールもメニューにはないので、お客はひたすら餃子のみをカウンターでいただくのです。

有名餃子屋さんは何件かありますが、正嗣のぎょうざを支持する方が多いのは油にヒントがあるのでは?と思っています。
きょうは紹介だけにとどめておきます。子ども連れやお年寄りのお客さんが多いのも、そんなに大量のニンニクを使ってないから私のようにニンニク嫌いでもイケる理由なのでしょうか。

とちぎの「おいしい」 第46話  ゆばスナック

2013-01-19 16:11:32 | 郷土料理・お手軽料理
日光のゆばは有名ですね。ゆばのいただき方はいろいろありますが、油でさっと揚げて砂糖をまぶしていただく「ゆばスナック」を紹介します。

サラダ油で10秒ほどで揚がる簡単おつまみです。
ゆばにはほとんど味がありませんから、一度揚げて冷凍しておくと、お味噌汁に入れたり炒め物や炊き込みご飯に入れたりアレンジ多彩なのでお試しください。

塩を振ってもいいですが、なぜか砂糖がよく合います。

余談ですが、日光東照宮近くのラーメン屋さんにて「ゆば巻きラーメン」をいただいたことがありますが、大きなゆばがラーメンと相性がよくていまだに忘れられないおいしさです。


とちぎの「おいしい」 第45話  ショウガ雑炊

2013-01-18 14:04:38 | 郷土料理・お手軽料理
きょう、1月17日はかつて阪神淡路大震災が起きた日ですね。寒い日だったと思います。
東日本大震災も3.11、寒い日でした。炊きだしを食べて、寒い中、不安な中、つかの間ほっとした体験をテレビで語っていた方がいました。

「炊きだし」で、大きな鍋にいろいろな根菜や肉、米などを入れて煮込んで雑炊仕立てにしたものが配られることが多いと思いますが、きょう、ご紹介するのはショウガをプラスした昔ながらのショウガ雑炊です。ショウガを加えることで、体が芯から温まります。

材料
例)大根、白菜、人参、肉など。そしてショウガの乾燥させたもの鍋1に対して2枚。
余ったご飯。
醤油 適量


作り方
鍋に肉や野菜を切って煮ます。
そこに冷飯を入れ、ショウガ2枚と醤油で味付けし中火で煮込みます。

とちらかというと、オジヤというと雑炊より固いイメージがあります。この雑炊に使った乾燥ショウガの作り方も簡単なので多めに作っておくと便利です。

乾燥ショウガの作り方
ショウガ2個ほど(大き目なほうがいいようです。)
よく洗ってから輪切りにスライスします。2mm程度の厚さに。
鍋で蒸します。
わざわざ蒸し器を使わなくても、大きな鍋にザルがあればそこにショウガを入れ、水1カップがなくなるまで強火で蒸します。

蒸したショウガをザルなどに取り、天日で乾燥させます。裏、表3時間ほど。
乾燥したものは、さらに冷蔵庫の中でふたをしない入れ物に入れて使います。使わない分は横並びにしてラップし、冷凍庫へ。そうするといつでも使いやすいです。

先日、乾燥ショウガをテレビでやっていたらしいのですが、これは昔からよくわが家ではやっていた料理の裏技でした。

とちぎの「おいしい」 第44話  山芋の綿揚げ

2013-01-17 12:53:10 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは山芋のふわふわした「綿揚げ」を紹介します。

とても簡単な逸品です。

材料は山芋のみ
いただく時に醤油とワサビなどがあるといいですね。

作り方
山芋は皮をむいてすりおろします。
すりおろしたものを油で揚げるだけです。衣はいりません。
スプーン(大)を2個使ってすりおろした山芋をすくって揚げます。片面20秒くらいずつ揚げるだけで完了。
きつね色がつくとおいしそうさが倍増ですね。

ワサビ醤油をつけていただくとご飯やビールがすすみます。食感はまさにフワフワな綿みたい。
こどものおやつやお茶受けにもいいですね。あったかいうちにいただくとしましょう。

とちぎの「おいしい」 第43話  芋づくしの粕汁

2013-01-16 12:41:52 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは寒いのおやつとしていただく芋類を使った粕汁を紹介します。

材料(2~3人分)
サツマイモ1本
里芋  4,5個
山芋  100g程度
きょうのはキャベツの葉も2~3枚ほど
酒粕 40g(大サジ2くらい)
塩 少々
醤油 少々


作り方
里芋は皮をむいて輪切りにして一度茹でこぼします。
里芋とキャベツを数分程度強火で煮たらサツマイモも輪切りにしたものをあわせて中火で煮ます。
(サツマイモはすぐに煮えます。形くずれしやすいです。)
具が煮えたら酒粕をお湯で溶いたものと塩少々を入れ3分ほど中火で煮ます。
盛りつけたところに、すりおろした山芋とお醤油を少し入れて混ぜ合わせたものをトッピングしていただきます。

サツマイモの甘さが出ますので、甘い甘酒のような風味になります。そこに効果的なのが醤油味の山芋です。
寒くて一息入れたい時にいい汁物です。
酒粕は、からだを芯から温める効果があると言われています。