とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第42話  わさび菜

2013-01-15 16:51:55 | 郷土料理・お手軽料理
きょうご紹介するのは地場産、矢板市ながぬま農園のわさび菜です。
浅漬けや汁ものに散らしてもいい感じです。
洗ったわさび菜をそのまま出しておけば、ちぎってチーズを巻いてたべたり、サンドイッチなどに入れてもいいですね。
それだけ食べるのは辛いですから、何かといっしょに付け合わせていただくのがベスト。
シャキシャキ感がいいですね。


とちぎの「おいしい」 第41話  春うど

2013-01-14 09:48:03 | 郷土料理・お手軽料理

きょうは、お豆腐と豚肉で炊き合わせてみました。シンプルなうどの味が、まだまだ寒い夜に浸みます。
はやく春がくるといいですね。どうしても寒い土地柄か、窓を開けて空を見ながら寝るような丁度いい季節が恋しいです。

春うどはアク抜きの手間もいらず、皮をむくだけでそのまま調理できます。
水たき、酢みそ和え、天ぷら、など春の味を先取りできる山菜です。
きょうの「春うど」は日光産です。

豚肉と豆腐だけ食べてうどを残さないようにしましょう。


とちぎの「おいしい」 第40話  初雪雑煮

2013-01-13 09:54:34 | 郷土料理・お手軽料理
きょうはお正月もいよいよ最終章として地元の雑煮を紹介します。

関西では「飾り雑煮」のように丸餅にて見た目が美しい感じのものが主流だと思いますが、関東から北はおおよそ、まさに多種多様な雑煮が主流だと思います。

とちぎのお雑煮は、鶏肉、大根、人参、さといも、油菜、長ネギ……などいつもの身近な食材を入れて炊くのが一般的かと思います。

きょうご紹介するのは、お正月で食べすぎる胃腸にやさしい大根のジアスターゼ効果がありそうな「おろし雑煮」です。
きょうの雑煮には豚の中厚バラを使っています。あと油揚げを刻んだものの入れてある以外は、長ネギ、里芋、大根、人参などで仕上げたフツウな雑煮です。
味は薄口しょうゆだけです。

汁が余れば、余ったご飯を投入して「余り者同士のコラボおじや」のできあがり。
ちなみに、オランダ語だったかしら「オジヤ」って言葉が「混ぜる」という意味らしいことを聞いたことがあります。そこから「おじや」と言われるようになったと聞きましたが。

とちぎの「おいしい」 第39話  林檎ケーキ

2013-01-12 17:26:29 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは友人からいただいた「林檎ケーキ」をご紹介します。

林檎はあらかじめ、砂糖だけで煮たものをご使用とか。
あとはケーキ生地と混ぜ合わせ、丸型に流して焼きあげた甘すぎないおいしいケーキです。
ケーキ生地には生クリームを使用とのこと。だからもっちり焼きあがっているのですわ。
きょうのは粉砂糖をかけてないということでしたが、いいおやつになりました。
ごちそうさまでした。
 

ちなみに私も時々(お芋が旬な時は特に)サツマ芋ケーキを作りますので簡単な作り方を書いてみます。

材料(18型パウンドケーキ1個の場合)
サツマ芋 皮をむいて120g おおよそ手のひらにこんもりお山になる程度
バター 100g 私は普通のバターを使います。
砂糖  70g(甘いのが好きな方は80gほど)
薄力粉 120g…材料と比例すると覚えればいいとか誰かが言ってました。
卵 2個
ベーキングパウダー 小さじで3分の1ほど

作り方
①サツマ芋は皮をむいてザク切りにし15分ほど水にさらしアク抜きします。
②サツマ芋はラップして7分ほどチンします。やわらかくなったら粗くつぶしておきます。
③常温でやわらかめになっているバターを泡立て器でなめらかにします。そこに砂糖を2回に分けて入れ泡立て器で白くなるまでかき混ぜます。空気を含むようにかき混ぜます。
④卵2個を別のボールでよく混ぜます。先ほどのサツマ芋を混ぜ合わせます。木ベラなどを使ってよく混ぜ、薄力粉、ベーキングパウダーを振り入れながらざっくり混ぜ込みます。それをオイルを内側に薄く塗った型に入れます。
⑤あらかじめ170度で予熱してあったオーブンできっちり50分焼きあげます。
⑥以上で制作工程は終了なのですが、熱いうちに取り出そうとするとボロっとなりがちですので、できればそのまま冷えるのを待ってから取り出すのがいいでしょう。

好みでレーズンなどを入れてもおいしいです。




とちぎの「おいしい」 第38話  あんころ餅

2013-01-11 14:30:46 | 郷土料理・お手軽料理
お正月気分も終わり日常がもどってきたこの頃、おもちが余ってしまって冷蔵庫の片隅に追いやられてはいませんか。

そこで、年末についた今季のおもちを食べるには一工夫して甘くしていただいてしまいましょう。

きょう紹介するのは「あんころもち」です。
小豆を餡にしてみました。

あんこ(つぶあん)の材料と作り方

小豆  2分の1カップに対し水4カップ
本みりん 大サジ5
砂糖   大サジ5
塩    少々(ひとつまみ程度)

①小豆は水で洗って1時間水に漬けます。
②つけたまま火にかけ、沸騰したら弱火で20分煮ます。
③煮汁をいったん全部捨てます。(小豆はアクが多く出ます)
④あらためて水3カップ600ml(お茶碗なら2杯ちょいとくらい)を入れて本煮です。沸騰後は弱火(弱々火)で60分煮ます。
⑤60分経ったあたりから本みりんと砂糖と塩を3回に分けて入れます。さらに30分煮るので、全部で90分煮ることになります。
甘味を一気に入れると、豆の皮がとれやすくなったり固くなったりしますのでご注意を。
木べらでやさしくかき混ぜ、全体が適度になじんだらできあがりです。甘さは好みで調整します。

おもちはトースターで焼いたあと、沸騰した鍋で2分煮るとつき立てのおもちっぽく復元します。

「あんころもち」という言い方が可愛いでしょう?