【7】福島の地に立って 2012年01月10日 | 震災 6号線沿いでは、大きなトラックが数台、今も流され壊れてしまった家屋の廃材を分別し、運んでいる。太平洋側に最も近づいたところで、Y秘書は車を道路脇に停車し、車両から降りられた。わたしもカメラを抱え、津波で飲み込まれた場所に、初めて立った。 ニュースで想像していたのは、現地に行けばおそらく、亡き人々の想いや魂に触れ、重たい気持ちになるだろうと思い込んでいた。大勢の人が一度に亡くなられた場所、 . . . 本文を読む