宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

うどん県にて

2013-04-24 16:28:34 | 今日の風景


Your Song - Acousphere







 所用で、月曜の晩、「酒の宝島」の業務を終えてからお隣の県に出掛けた。
「WoodyBarチュー太郎」はサボタージュ


折角だからと食事をするところは、事前にネットである程度調べておいた。


 まずは精肉店がその隣でやってる焼き肉店へ。
しかし、辿り着いてみれば、なんだか店が暗い。
看板の灯が消えてるような

おっと、ホントだ、暖簾がもう中に。

折しも内鍵をかけるところへ「すいませ~ん」と声を掛けて入れてもらう。
なんと、閉店時刻をちゃんと確認せずに出たものだから、訊けば、あと30分ほどしかない。
それでも「いいですよ」ということで気持ちよく迎えてもらう。


この特選ヘレ肉を塩コショーで
というレビューに従って注文。
確かに箸で切れるほどの柔らかさで美味かった。




が、やはりあんまり長っ尻は申し訳ないと、ほぼ閉店時刻頃に出る。
もっとゆっくり食べたかったな。






 それならと、今度は夜中の3時までやってる店へ。
しかし、この歳で、焼肉屋のハシゴは流石に胃が疲れる。








 翌日はうどんでもと、これまで行ったことのない店へ。
要するに、うどんツアーの有名どころからはビミョーにはずしてみる。


 とある神社の神主さんがやってる店。
ほら、これ、なんてぇんですか?
寄付金と名前を彫り込んだ石、あれを3本ばかしどかして入り口を作った感じ。






レビューによれば、冷製もんがグーとあったので、ぶっかけにしてみた。
なんともコシの強い麺。
グミ感が凄いし、おまけにちと長いような。

なので、油断してると喉につかえそうな感じ。
マジでお年寄りは気を付けた方が良いかも。

タレは少し酸味を感じたので、もしかすると酢か橙の絞り汁でもちょっぽし入ってるのかも知れない。

いやいや、良かった。
特に麺の弾力性の強さにおいてはちょっと他とは一線を画す思いがしたなぁ。
ただもっちり固いというんじゃかくて、さっきも書いたように、こんにゃくゼリーのような食感が別格なのである。

ぶっかけ(冷)小 300円。
大盛りは100円増しだったかな?
本来なら大盛りを注文するんだけど、昨夜の焼き肉でまだ胃がもたれてるし、もう一軒まわるつもりなので、残念ながら控えた。
但し、製麺店の1玉分よりは明らかに大きかった。

  



神社自体も立派なもの。
なんでうどん店なんぞ?と思わせる威風堂々の社殿。

ちょうど瀬戸内海放送の撮影隊が来てた。
勿論、うどん店の取材で。
(茹で上がるのを待ってるときに挨拶に来てたから)


でも、神社の方から撮るんだったんだね。
折角だからとお参りして、石段を下りてるところに撮影隊とえらくスタイルのいいおねいさんが撮影しながら上がってきたさ。
なるたけ映り込まないように端に寄ったけど、写ってるかも知れない。









 次は田んぼの中にある普通のセルフうどん店。





ここは、セルフな割に、麺が本格的に腰が強いと評判らしく、私は本来ひやあつが好みなのだけれど、あつあつでいただいた。
まあ、うっかり「麺そのままで」と言うのを忘れて、気づいた時には既に湯煎され始めてたというのが真相なんだけど。

 



いやいや、流石です。
湯煎してこのコシ。
だしも美味い。



で、特筆すべきは、この青唐辛子とじゃこのトッピング。
ネギや揚げ玉と同じく「ご自由に」のノリなんだけれど、こいつがなんともピリっと美味い。
一味や七味とはまた違ったアクセントになるんだね。

かけ小(1玉)190円。
で、1玉90円で3玉までいけるらしい。

この店が近くにあったら絶対通うな。 







 そして、仕上げは、そこからすぐ近くのカフェに寄ってみた。
ここからはBGMを変えたいと思います。


William Ackerman-Anne's Song





 材木屋さんが木の良さを伝えるために作ったカフェ。
1杯400円の珈琲は、ちゃんと豆を挽いてからドリップしてくれて、しっかりと美味い。
そいつを大ぶりなマグカップに入れてもらったら、どこで飲もうが勝手という仕組みだ。

  



森の緑と木の家、私が憧れる別荘のイメージそのもの。






カフェを出て、そこから続く小径をとろとろと下りて行くと、こんな池がある。
その小径以外はアプローチ出来ないので、プライベート・ビーチならぬ、プライベート池だ。
(池て、英語知らんのんかい、おお、ポンドとな。なら、プライベート・ポンドだ)

  



実はこの池を写真で見つけて、どうしてもこの目で眺めてみたくなった。

そこには、長いベンチがあって休息出来るようになっている。
そのベンチを写したいところだったのだが、先客がいたので遠慮した。
端っこだけ写ってる。
(ベンチそのものではなく、それのある足場だけど)





ただ水面を眺めてるだけでもグーなのに、なんと、魚がはねた。
サマー・タイムの歌詞の「ふぃっしゅ あー じゃんぴんぐ」みたいやのぅ。

て、英語めちゃくちゃ弱いのバレバレやん・・・






 以上、うどん県での休日でござった・・・










追記

後日、晴れた日に再訪。
やはり池の色合いが違うのでアップしてみる。

      


      


        








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