通る度に高くなっていく足場。
今日はついにてっぺんまで。
広義には電波塔でいいのか、狭義には携帯電話のアンテナなんだろう、多分。
それは、青空を背景に、良く映える。
しかし、凄い景色だ。
あんなひょろっと高い建造物にも足場は作れるんだね。
大した技術だと思う。
てか、何の為に?
「こないなとこにアンテナ立ったんや」
「ほぉじゃのぉ・・・」
過日、恍惚の世界に入る前の亡父を隣に乗せて、それを互いに見上げながら軽トラで走った事を昨日のように思い出す。
それから類推するに、もう20年近く経過するそれは、メンテナンスを必要とする時期を迎えたという事か?
どんなメンテ?
鉄骨の再塗装?
素人には謎の世界だ・・・
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