宝島でいつもの店番をしていた午前10:33。
いつも店内で流しているFM放送でこの曲が聞こえてきた。
最初は、日々のルーティンワークをこなしている最中に流れるただのBGMにしか
過ぎなかった。
それが、曲の進行と共にグンと心に迫ってきた。
いわゆる琴線に触れるという奴である。
30年くらい前の昔懐かしい旋律、けだるいフルートのドライブ感に絡まるように
響く風鈴の音色。
日本人好みにフィーチャーされたボサノバか。
この声に聞き覚えがある。
誰だっけ?
声質は「青葉城恋歌」の「さとうむねゆき」に似てるけど・・・
間違ってもこの手の歌は歌わないよなあ。
「あ、おおつかはくどう?」
ネットで当該FM局のホームページにアクセスするも、曲名は不明。
そこで、スピーカーのすぐそばまで行ってCM明けのアナウンスを聞く。
果たしてそれは、大塚博堂の「まつりの・・・」ということまでが辛うじて聞き取
れた。
すぐにググってみた。
すると、正しくは「祭りの朝に」ということが判明。
大塚博堂といえば、「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」。
確か私が大学1年から2年に上がる春休みに初めて聞いた記憶がある。
当時はもう一曲、みなみらんぼうの「ウイスキーの小瓶」もよく聴いた。
まあ、それはいいとして、この曲をipodに格納したいという衝動が起こった。
そして、生まれて初めてネットから1曲200円でダウンロードしてみた。
自分は、およそそういう行動からは縁遠い存在だと思ってきたが、こういうこともあるから面白い。
ただ、客観的に自己分析してみると、こうした刹那的な行動は私の性癖なのかも知れない。
で、折角なのでyou tubeにアップしてみた。
祭りの朝に
アップしてみて初めて気づいたのだが、過去には弘田三枝子もカバーしているし、作曲はナベサダのようだ。
弘田三枝子 未発表音源 祭りの朝に 渡辺貞夫作曲
次はナベサダの原曲を探してみようか・・・
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