山田錦を有機農法で手造りして、醸した酒。
あのNHKのドラマと同じ名前がよく登録商標化出来たものだと感心する。
高貴な香り。
これではな~んのこっちゃということになりますわな。
でも、それが一番相応しい。
敢えて過激な表現をすると、ふくよかな中に、麝香かお香のようなエキスを極微細に感じる。
物に例えるならばと、少し考えた。
砂糖菓子、そうそう、落雁の香りが一番それに近い。
スッキリとした喉越し、くどくないが、滋味を楽しませてくれる。
その後に、柔らかな余韻が広がる。
食にあわせやすい純米吟醸酒といえようか。
ただし、これ、去年の7月詰めのものです。
ですから、新しいものは、趣が違うかも知れません。
なんで1年半も前のものが?
売れなかったからです(笑)
でも、このくらいの時間を経過した方が円やかになっていいのかもしれません。
ただしそれは、酒質の高いものであることが大前提ですが。
因みに、こいつは最後の一人ですので、現在「宝島」にはおりません。
6人ほど呼ぼうかどうか迷っているところです。
こういうタイプの酒がどんどん売れなくなってきました。
「提案の仕方」に問題があるのでしょう。
課題満載の「宝島」ではあります・・・
仕入れたものの困ったもんだ。
値段が高いのでしょうか?
売れないのではなくて売る能力が低いんです。
我々はスーパーさんと違って、並べているだけではどうしようもないですからねえ。
コストパフォーマンスをきちっと伝えられるようにしなければいけませんね・・・