私淑する中村天風先生から、けふ届いたメルマガを貼り付けます。
中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
9/2 神仏というもの
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私は、神仏というものの存在を、
第二義的に人生を考える者には
必要かもしれないが、
自分自身を真理に沿って
正しく生かす者に対しては、
何ら顧みる必要のない存在だという
大きな確信のもとに生きております。
私も先祖は敬いますよ。
けれど、私は科学文化の先端に常に
自分の人生に対する理解を求めている者です。
したがって、
私の目には見えもしない抽象的な、
何だかわけのわからない
神なんてものや仏というものを
あてに生きておりません。
中村天風
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私は、【自我】という厄介なものとの付き合い方について、理解し切れてない途上にあります。
まだその段階ですが、神仏に頼るということは、その前提に【自我】が存在するからだと考えています。
道の途中ですが、現在の思いはこうです。
【自】も【他】もない。
この世は全てが一緒くたであって、時間も存在しない。
全てはパラレル・ワールドであって時系列で並んでる訳ではない。
すなわち、全ては【幻】。
あ、引きましたか?
こんな理解なので、現在一番しっくりとくるのは、【非二元】という理屈です。
ただ、これは飽くまで理屈であって、本当の理解は突然降りてくるんだと先人は宣(のたま)います。
私にはそれがなかなかやってきません。
なので、もしかすると、このまま死ぬのかも知れません。
まあ、俗物なんだからそれで当たり前と言えば当たり前なんですけど。
でも、俗物は俗物なりに、世俗の垢に塗れ乍らも、たまにはそっちのベクトルにも取り組みたいと考えています。
その入り口は瞑想なのだと、諭す書物が多いので、さうしようと考えてはおりますが、これがなかなか・・・
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