ぶらり散策、今日は小石川こんにゃく閻魔です。
東京メトロの後楽園駅を降りると、「小石川のこんにゃく閻魔」で有名な源覚寺があります。
このお寺は、江戸時代からの古いお寺です。
昔、目の悪い人がいたそうですが、
「この閻魔大王に、こんにゃくをお供えして、快癒を祈念したところ、全快した。」
という謂れがあって、こんにゃく閻魔の名前が付いたそうです。
今でも大王の前には、こんにゃくが沢山供えられています。
また、このお寺は、南洋群島から引き揚げてきた方々が、沢山お参りにきます。
その理由には、このようなことがあるのです。
この鐘つき堂を見てください。
立派な梵鐘がありますが、この鐘は、戦中サイパン島の南洋寺で、荘厳な音を響かせていた梵鐘です。
サイパンの玉砕後、この鐘はどこかに姿を隠して、誰にも姿を見せませんでした。
そして20年が経過。
偶然この鐘が、アメリカのテキサス州に、保存されていることが分かりました。
それから約10年後、この鐘はこの小石川の源覚寺に帰ってきました。
サイパン島の南洋寺にあった当時の、梵鐘を見てください。
源覚寺に保存されている写真を、住職様のご好意で写真に残してきました。
ご住職様には、毎年サイパン島のマッピ岬で行われる慰霊祭にご出席していただき、
戦争で亡くなった方々の霊を慰めてもらっています。
また、引き揚げてきた方々も高齢になり、南洋までは出かけることが出来なくなるので、
境内には、サイパンの菩薩像と同じ菩薩をお祀りしていただきました。
お供えが、南洋の貝殻ですが心に残るものがありました。
東京メトロの後楽園駅を降りると、「小石川のこんにゃく閻魔」で有名な源覚寺があります。
このお寺は、江戸時代からの古いお寺です。
昔、目の悪い人がいたそうですが、
「この閻魔大王に、こんにゃくをお供えして、快癒を祈念したところ、全快した。」
という謂れがあって、こんにゃく閻魔の名前が付いたそうです。
今でも大王の前には、こんにゃくが沢山供えられています。
また、このお寺は、南洋群島から引き揚げてきた方々が、沢山お参りにきます。
その理由には、このようなことがあるのです。
この鐘つき堂を見てください。
立派な梵鐘がありますが、この鐘は、戦中サイパン島の南洋寺で、荘厳な音を響かせていた梵鐘です。
サイパンの玉砕後、この鐘はどこかに姿を隠して、誰にも姿を見せませんでした。
そして20年が経過。
偶然この鐘が、アメリカのテキサス州に、保存されていることが分かりました。
それから約10年後、この鐘はこの小石川の源覚寺に帰ってきました。
サイパン島の南洋寺にあった当時の、梵鐘を見てください。
源覚寺に保存されている写真を、住職様のご好意で写真に残してきました。
ご住職様には、毎年サイパン島のマッピ岬で行われる慰霊祭にご出席していただき、
戦争で亡くなった方々の霊を慰めてもらっています。
また、引き揚げてきた方々も高齢になり、南洋までは出かけることが出来なくなるので、
境内には、サイパンの菩薩像と同じ菩薩をお祀りしていただきました。
お供えが、南洋の貝殻ですが心に残るものがありました。
私も日本に行ったらお参りに行きたいです。