カロリナスの動物公園 (08.01テニアン⑩）

白爺は、カロリナスの動物公園へ一人５ドルを支払って入園してきました。
この公園は、現市長が、アギーガンからヤギ１００頭？を運んで開園すると、熱心に薦めていた公園です。
島の心ある人は、ヤギなど放牧しても誰かに盗まれるし、増えたら畑を荒らされるから困ると、反対していましたが市長の趣味で造られた模様です。
場所は、ご覧のようにカロリナス台地の一等地に造られていました。

　　　　　　　　　　　　　

１時に入園すると役所に連絡しておいたのですが、昼休みの時間だといって１時過ぎても門の鍵は掛けられたまま。
住吉神社を参拝して戻ってきたら、やっと入れてもらえました。

園内の入り口には、ヤギが１頭檻の中に飼われていました。
１００頭放牧はどうなったのでしょう。

噂では、「島の人が鉄砲で殺して、みんな食べてしまったのだ」と言っていました。



少し進むと馬が放牧されていました。
人懐っこく近ずいてきて、手を舐めてくれましたが、可愛いものですねー。

　　　　　　　　　　　　　　

園内の道は特に決まっていなくて、林の中を自由に歩いて見学することになっていました。
高台だから風通しもよく、ジャングル内にいるとは考えられない快適な状況でした。
所どころにベンチが置かれていましたが、ここに座ってもう一度眼下の太平洋を眺めてみたいと思っています。



七面鳥も飼育されていました。
「ある人の趣味を、政府の金で行っているのでは？」と考えると叱られるかな。

　　　　　　　　　　　　　　　

大きなトカゲも飼われていました。餌は挽肉を与えているそうです。
白爺は昔テニアン在住中に、トカゲを捕獲してネズミ捕りに入れておいたのですが、食べたものを全部吐き出して細くなり、逃げられた経験があります。
ここでは、よく逃げ出さないなーと感心して見てきました。



孔雀もいました。
大きなヤシガニも、ココナッツを食べていました。

　　　　　　　　　　　　　

ベンチに座って眺めると、左にこの岬が見えます。
この岬の手前で、白爺たちはボート釣りをしたことがありますが、大きなマフティ（ハマフエフキ鯛）をクーラー一杯に釣った事を思い出しました。


右を見ると、カロリナスのバンザイ岬が見えます。　
大体の位置が分かったでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　

市長の家の前で飼われている「ミュー」の一部も移されて、ここで飼われていました。



公園の管理は、白爺の友人（フレミングの息子さん）が引き受けて、一人でやっていました。
今まで白爺は公園を批判していたのですが、景色は良いし、友達が管理しているので、次にテニアンに帰ったときにも、弁当を持って訪れて見ようと思っています。