白爺の独り言

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テニアン島滞在記(10.1)№9 隣組の防空壕は健在でした

2010-02-28 08:02:56 | テニアン訪問
白爺は、引揚船に乗る少し前から、宮前区という学校前の地区(下の地図矢印右の竹内が白爺の家)から、北区という現在のフレミングホテル下の地区に移転していました。



Lさんの車でドライブをしている途中で、彼が「妹の家があるから寄ってみよう」と車を停めた所が昔の北区でした。
妹さんの家には、熱帯の花が沢山植えられていました。

            

日本人民家の「雨水(飲料水)タンク」が屋敷内に残っていましたが、その上にも花が飾られていました。



白爺が、何の気なしに隣の屋敷内を除いてみたら、防空壕らしいものが見えました。

                

隣の住人の許可を得て、白爺は屋敷に入れてもらったのですが、奥に入って驚きました。
間違いなく昔の防空壕が残っていました。



出入り口は、左右両方にあります。
そして入り口には「北区第二隣組」(昭和拾七年九月二拾日竣工)という文字がはっきり残っていました。

                   

昔の地図で見ると、矢印の先がその位置になります。
閉鎖したラジオ新聞(テニアン唯一の新聞社)の敷地内のようですが・・?
白爺の移転先は、八百屋と見える家ですから、すぐ目の前にあった防空壕です。

因みに、白爺の隣組防空壕は、ソバ屋とバナナ屋の間にありました。
これは残っていないようです。

今日はここまで。









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