あるプログを見ていたら、日本ロマンチック街道と草津が出ていた。そして、もうすぐゴールデンウィークである。
・・・・・ その頃・・強烈な印象の風景がある。それを思い出した。
幼少を山国で育った自分が、始めて”海”を見た時の、あの衝撃の、感動を伴った、あの感じである・・・。
あの時は、確か蒲郡の海だったと記憶する。
草津まで、日本ロマンチック街道に含まれるみたいだが、草津から志賀高原を通り中野まで抜けるルートを”志賀・草津林道という。
最近は林道の名称が外れたのかも知れない。
映画で「私をスキーに連れて行って」が人気で、同名の”ユーミン"の歌が流行った頃、この道路は”ロケ地"になったという。
謂わば”ツアースキーのメッカ”。
草津から渋峠の手前あたりだったと思うが、”雪壁の回廊”はあった。
このルートは、雪が積もっていなくても絶景で、白根山辺りから毒性ガスが発生し、硫黄の臭いが充満して、その為か木立が余りない。
目線には、遮る障壁がほぼ無く、目に入るのは青い空と稜線と、眼下に山を見るのみである。
この様な山岳ルートを”スカイライン"というのか、とかってに定義している。
それが、”雪壁の回廊”の時期は、両脇の雪壁の”白”と行く先の回廊の上の”青"さ・・・これは感動ものである。
今期は、雪が多かったので、雪の壁も相当高いのではないかとも思う。
このルートは冬期通行止めになっているが、例年ゴールデンウィーク前に開通している筈。
この様な雪壁の回廊は、立山のアルペンルートや金精峠付近でもあるらしいが、アルペンルートは規模が大きいが、少し遠い。
金精道路は、雪壁の厚さが薄いそうで、ドライブの経験はあるがこの季節はよく知らない。
無性に行きたくなっているが、車を使う用事があり、どうなるか・・・