食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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冷える習慣

2013-12-15 | 漢方・薬膳
冷えでお悩みの方々からご相談いただくことが多くなりました。
でもお話を伺っていると、ふだんの習慣の中に体を冷やす原因がたくさんあり…( ̄□ ̄;)
今日はその中から10点ほどピックアップしてみました。

起きがけは冷たい水で目を覚まします。
胃腸が刺激されて便通促進…という説もありますが、冷えやすい方にはNGです!
むしろ胃腸の機能低下につながり、冷えを加速させます。冬なら白湯かせめて常温の水を飲んでください。
夏でも冷蔵庫から出した水では刺激が強いので、常温のほうがいいです。

ミニスカート+ストッキング+パンプスというファッションが定番です。
美しいですが冷えます。実は冬ジーンズ1枚でいるのも結構冷えるんです。
おへそと腰まわりを冷やすのが一番よくないので、カイロや腹巻を利用してカバーします。
ブーツや足の甲が隠れるデザインの靴も取り入れて、外気に触れる面積を減らしましょう。

靴下は嫌いなので家では素足で過ごしてます。
冷えは足元から短時間で侵入します。女性は特にです。
同じ靴下でも、冬のスニーカーソックスはあまりおススメできません。
内くるぶしの上から指4本分上、全身の血の巡りをよくする「三陰交」というツボを冷やさないように、長めの靴下を履いてください。
年中冷えが気になる人は、夏でも靴下を履いください。

緑茶が大好きで毎日飲んでます。
冷えやすい方は冬は控えめにしたほうがいいです。緑茶は体を冷やします。
杜仲茶や発酵度の高い紅茶やプーアル茶は、体を温めてくれます。

野菜はもっぱら生野菜のサラダで摂取してます。
きゅうり、トマトは体を冷やす食材です。生野菜は基本、体を冷やします。
野菜はできるだけ火を通したものを食べるようにしてください。

刺身を食べることが多いです。
お刺身は体を冷やします。
薬味のわさび、しょうが、ねぎ、しそは体を温めますが、刺身の冷えパワーを相殺するほどたくさんは食べないですよね…
冬は鰤などのお魚が美味しくてついたくさん食べたくなりますが、ほどほどに楽しんでください。

ビール大好き。ジョッキ3、4杯は軽く行けちゃいます。
冷たいビールは確実に体が冷えます。氷のたっぷり入ったサワーやハイボールも冷えます。
冷えやすい方は熱燗やお湯割り、常温のお酒をどうぞ。

お風呂は湯船に入らず、シャワーで済ませることが多いです。
湯船につかれば血行がよくなり体が温まります。
疲れも取れるので、できるだけ入るようにしてください。面倒な日は足湯だけでも☆

ついつい夜更かししてしまうので寝不足です。
漢方では冬は「早く寝て遅く起きる」のが、健康を保つ養生法といわれています。
体力を温存する必要がある冬は、他の季節より睡眠時間を多めに取るのが体に優しいということなんですね。
毎日実践するのは難しいですが、週に何日かだけでも早く寝て遅く起きてみてください。
寝不足は冷えます!

ふだんからあまり運動しないです。特に冬は寒いから動きたくないです。
血行が悪くなるのでますます冷えてしまいます。
5分だけでいいのでストレッチをしてみてください。ラジオ体操も効率よく体が動かせていいですよ♪
女性はずっと座っていると、子宮を圧迫して血が溜まりやすく、婦人科系の病気になりやすくなるそうです。
1~2時間おきに席を立って歩きましょう。トイレに行く、お茶を淹れに行くだけでもいいので。

いかがでしたか?思い当たることが結構あったのでは…?
冷えにつながる習慣を見直すだけで改善されちゃうこともありますので、意識して変えてみてくださいね☆

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



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