横浜の印刷会社シュービの村田です。
いよいよ来月から総額表示をしなければならなくなりました。注釈で(税抜き)とかの表示では義務を果たせません。
※最初は3%で今では10% 暫くは上げないから総額表示?
「お客様が支払う額を、お客様に分かりやすく表示しなければいけない!」という義務があるようです。
11,000円
11,000円(税込)
11,000円(税抜価格10,000円)
11,000円(うち消費税額等1,000円)
11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)
11,000円(税込)
11,000円(税抜価格10,000円)
11,000円(うち消費税額等1,000円)
11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)
のように、お客様が11,000円だと直ぐに判るように表示しないと義務違反になります。(違反しても罰則は無いのですが・・・)
ただ、消費者の為では無く、「税金を商品に含めてしまえば国民は税金を意識しないで支払うだろう」という為政者の狡い考えかとも感じてしまいます。
ガソリン等はガソリン税に消費税がかかっていますので、税金だらけです。
一部の人は「価格表示は自由」と言って外税の表示を主張されていますが、そういう考え方も有るなと思っています。
そして、このような法律は印刷屋にとってはチャンスなのですが、この厳しい経済状況の中で、売上増加には直接繋がらない仕事の受注は非常に申し訳無く感じてしまいます。売上が伸びて、利益が出て、「ありがとね!」っと言われながら代金を頂くことが最高です。
先日、箱の表示価格も変えないと思っていたお客様がいらっしゃいましたが、WEB表示やパンフレットに税込みの表示が有れば、箱は税抜きの表示で問題ありません。お客様に誤認させないようにすれば義務は果たせているようです。
この超コロナ禍不景気、無駄なお金は1円も使いたく有りません。