今や看護婦（看護師とは言わない）も、ランキングの時代である。昔は女工か看護婦かと言うくらいに低学歴の女子が就職する先であった。
准看護婦・正看護婦と位があり、正看護婦は准看護婦を見下げていたものである。日本的精神のいやらしさで、きつい目で下のものをバカにする体質は、相変わらずどこでも続いているが、ところが、看護婦の世界は一変してきた。雄が看護士などという名称で看護の世界に入ってきて、いつの間にか医師と同格の師匠の師がつくようになってきた。
私の経験では看護婦は看護婦であるし、看護師ではない。さらに変化は激しく高度医療の発展で医療分野の仕事の仕分けがはっきりしてきた。准看護婦や正看護婦程度の理解力の乏しい看護婦では高度医療のサブ的な仕事が勤まらなくなってきた。
そのために今では高度医療専門に行う看護師が誕生しているのである。十把一絡げにして看護師といってはならないのである。国立大学の看護学部に入るような学生は医者とほとんど変わらないほどの医学を修得する。さらに大学院まで行くというのだから、いままでの看護婦待遇ではない、仕事そのものがナースステーション（詰め所で十分だが）に詰めることもない専門の部屋がある。しかも高度医療というのは病院をも患者をも経済的に圧迫する高額な機器を導入しなければならず、その機器をコントロールする技術の習得にも時間と金がかかる。
慈恵医大青砥病院で起こした手術ミスは技術力をもたない若手医師がマニュアルを見ながら手術したために起こった医療ミスであるが、全般的にこのような情景が普通だという。
つまり医者でさえ、性急に発展する高度医療には追いつかない状態である。それではいままでの看護婦で仕事ができるかというと、ノーである。看護婦でさえ簡単な医療ミスを起こして殺人罪などという身に覚えのない刑におののいている。看護婦のなり手も無くなりつつあることも慥かであるが、できのいい看護婦は高度医療に挑戦しようと、都市の大学病院を希望する。
東大には未だ嘗て無いほどの募集を掛け、それを目指す看護婦が殺到しているという。しかし、看護婦ではなく看護師が合格する方が多くなっている。
熟練の看護婦で頭のよい人間もいなくは無いが、大学や大学院で勉強している看護師は頭でっかちである。熟練を軽蔑するようなところがある。
それに医者さえもバカに見えることがあるから、質がわるい。
そこへ、持ってきて薬剤師が患者の薬品の相談役として、入院病棟の患者に直接相談を聞くようになる。少なくとも看護婦たちが自分たちの立場が悪いのに、薬剤師までがしゃしゃり出て来ると、ストレスが倍増するのである。看護婦は尿の始末や患者の糞の始末までやらされるが、薬剤師は奇麗な仕事しかしない。
一番そのとばっちりがやってくるのは患者である。看護婦が直接薬を配るがほとんどわざと間違えるほどのこともやりかねない。
以前は看護婦は数が多いため厚生労働省に顔が利き、自民党の支援団体でもあり、看護婦会から国会議員をも出している。毎年視察などと行って豪華な海外旅行も行っている。
結局これらのとばっちりは患者や働くものが負担しているのである。私立の病院では看護婦の家族は入院費や治療費が無料のところがある。その負担は国民が背負っているのである。
だから、医者が怪しかったり、看護婦が怪しかったり、薬剤師が怪しかったりすれば、訴訟を起こす患者サイドが増えてきたのである。
そのせいで特に産婦人科や小児科は戦々恐々の思いであるため、なり手が少なくなっているのである。
今医学部で人気があるのは眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・代謝内科が人気なのである。代謝内科は糖尿病などを見る科である。検査結果だけを見ていればよい、患者に触る必要もない。脈も取らない、血圧もほとんどとらない。補聴器で心臓の音を聞く必要もない。簡単簡単で女性や柔な美少年医師が多い。
むかしから、病院は死にに行くところであると言われている。
TITLE: 医学部受験
URL: http://igakubu0juken.blog118.fc2.com/
BLOG NAME: 医学部受験
DATE: 09/06/2007 17:47:19
医学部受験するため、日々医学部受験に関する勉強をしていく日記ブログです。医学部受験だけでなく、普段の生活についても綴ります。
准看護婦・正看護婦と位があり、正看護婦は准看護婦を見下げていたものである。日本的精神のいやらしさで、きつい目で下のものをバカにする体質は、相変わらずどこでも続いているが、ところが、看護婦の世界は一変してきた。雄が看護士などという名称で看護の世界に入ってきて、いつの間にか医師と同格の師匠の師がつくようになってきた。
私の経験では看護婦は看護婦であるし、看護師ではない。さらに変化は激しく高度医療の発展で医療分野の仕事の仕分けがはっきりしてきた。准看護婦や正看護婦程度の理解力の乏しい看護婦では高度医療のサブ的な仕事が勤まらなくなってきた。
そのために今では高度医療専門に行う看護師が誕生しているのである。十把一絡げにして看護師といってはならないのである。国立大学の看護学部に入るような学生は医者とほとんど変わらないほどの医学を修得する。さらに大学院まで行くというのだから、いままでの看護婦待遇ではない、仕事そのものがナースステーション（詰め所で十分だが）に詰めることもない専門の部屋がある。しかも高度医療というのは病院をも患者をも経済的に圧迫する高額な機器を導入しなければならず、その機器をコントロールする技術の習得にも時間と金がかかる。
慈恵医大青砥病院で起こした手術ミスは技術力をもたない若手医師がマニュアルを見ながら手術したために起こった医療ミスであるが、全般的にこのような情景が普通だという。
つまり医者でさえ、性急に発展する高度医療には追いつかない状態である。それではいままでの看護婦で仕事ができるかというと、ノーである。看護婦でさえ簡単な医療ミスを起こして殺人罪などという身に覚えのない刑におののいている。看護婦のなり手も無くなりつつあることも慥かであるが、できのいい看護婦は高度医療に挑戦しようと、都市の大学病院を希望する。
東大には未だ嘗て無いほどの募集を掛け、それを目指す看護婦が殺到しているという。しかし、看護婦ではなく看護師が合格する方が多くなっている。
熟練の看護婦で頭のよい人間もいなくは無いが、大学や大学院で勉強している看護師は頭でっかちである。熟練を軽蔑するようなところがある。
それに医者さえもバカに見えることがあるから、質がわるい。
そこへ、持ってきて薬剤師が患者の薬品の相談役として、入院病棟の患者に直接相談を聞くようになる。少なくとも看護婦たちが自分たちの立場が悪いのに、薬剤師までがしゃしゃり出て来ると、ストレスが倍増するのである。看護婦は尿の始末や患者の糞の始末までやらされるが、薬剤師は奇麗な仕事しかしない。
一番そのとばっちりがやってくるのは患者である。看護婦が直接薬を配るがほとんどわざと間違えるほどのこともやりかねない。
以前は看護婦は数が多いため厚生労働省に顔が利き、自民党の支援団体でもあり、看護婦会から国会議員をも出している。毎年視察などと行って豪華な海外旅行も行っている。
結局これらのとばっちりは患者や働くものが負担しているのである。私立の病院では看護婦の家族は入院費や治療費が無料のところがある。その負担は国民が背負っているのである。
だから、医者が怪しかったり、看護婦が怪しかったり、薬剤師が怪しかったりすれば、訴訟を起こす患者サイドが増えてきたのである。
そのせいで特に産婦人科や小児科は戦々恐々の思いであるため、なり手が少なくなっているのである。
今医学部で人気があるのは眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・代謝内科が人気なのである。代謝内科は糖尿病などを見る科である。検査結果だけを見ていればよい、患者に触る必要もない。脈も取らない、血圧もほとんどとらない。補聴器で心臓の音を聞く必要もない。簡単簡単で女性や柔な美少年医師が多い。
むかしから、病院は死にに行くところであると言われている。
TITLE: 医学部受験
URL: http://igakubu0juken.blog118.fc2.com/
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DATE: 09/06/2007 17:47:19
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