四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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院展はお受験と同じ 藝術のミューズはやってこない 平山さんは肩書きが大好き

2007年09月13日 21時38分36秒 | 美術・建築・工芸
都立美術館でやる美術展というのは昔からあまり面白いものはない。秋山祐徳太子が都知事選に立候補したとき、都美術館を都立病院にするなどと公約していた。当時の都美術館はかなり荒廃していて、とは言ってもそれなりに解体しなくとも使用はできた状態であった。それを今の立派な建物にしたのであるが、外面を良くしたが中味はほとんど変わりない。変わったのは食堂がレストランになり、値段が高くなったことである。

美術館の食堂は一般の食堂よりは値段が安かったから、よく利用した。ついでに芸大も今のように監視の目が強くなく、他の学生であろうと一般人であろうと比較的自由に行き来できた。

小林秀雄が紹介していたように石膏室にはさまざまな石膏がおいてあり、その石膏室へも出入りが自由であった。

日本の美術がつまらないのは上野が駄目にしているようなものである。

秋山祐徳太子ですぐに思い浮かぶのはグリコである。11PMという番組にちょこちょこ出演していたことを覚えている。私は本人に直接あったのは、1994年の「秋山祐徳太子の世界展」(池田20世紀美術館)に本人が玄関口で女の子相手にしゃべっているときであった。

池田20世紀美術館は鹿内一族と牧田さんが作り上げた美術館である。牧田さんと鹿内とは箱根彫刻の森美術館も作っているコンビである。牧田さんとはあるところで知り合い、美術館に遊びに来なさいと名刺をもらっていた。言ったらお亡くなりになっていた。『うちの美術館』( 田島 三津雄【編】新潮選書)に美術館設立の経緯が詳しく書かれている。

自治体や国が作る美術館というのはあまり面白いものがない。予算の規模からいうと個人が作るのはかなり難しいが、日本では金持ちが美術を好まなければ金持ちの仲間に入れて貰えないような風潮があった。今の金持ちはアホで立派なものを見る目がないから美術への関心がない。美術への関心がないから人を見る目もないのである。それは安倍晋三とおなじである。

婆さんとおばさんが沢山来ていた。院展画家のお弟子さんたちであろう。それにしても世界一の長寿国は深刻な負の遺産を抱えている。この年寄りたちは子どもの教育ができなかった連中である。いったん社会で躾の伝統なり文化ナリを怠るとその国が沈没するのである。

秋山祐徳太子紹介ページ
TITLE: 結果通知
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/nihongayarou/18910889.html
BLOG NAME: 日 本 画 生 活
DATE: 09/16/2007 10:36:14
今日、院展の結果通知が郵送されてきました。

東京都美術館、院展会場の当番表が同封されていて・・・、9月4日(火)が当番ですね。


初日の9月1日は午後2時くらいから、当番の日は、朝9時~午後4時くらいまで会場にいると思います。ただ、館内の食堂にいた...

次の総選挙では切り捨てられる小泉チルドレンたち

2007年09月13日 21時17分50秒 | 社会問題
もともと小泉チルドレンたちは郵政法案のための使者なのであるから、郵政法案が可決してからは死者となるのは当たり前であるが、数人は生き残るのであろう、生き残ってもミイラのような存在であることに変わりはない。

何とか還元水ではなかった、何とか泰蔵だったか名前は忘れたが、料亭とか新幹線のグリーン車とか言っていた若手は衆議院議員宿舎で夫婦暮らしをしているのであろうが、そろそろふうふういう時代に入るのであろう。

別の小泉チルドレン、つまり最初に切り捨てられた弱者、難民生活を強いられている人々や老人、携帯日雇いのような類は、小泉と安倍によって更に追いつめれたが、また小泉が出てきたのではもう生きることさえできなくなる。

ブッシュと仲良くなって気前よく税金をブッシュにやるときには湯水のように使い、銀行は助けたが郵便局はぶっ壊し、自民党は壊さないで、今も安泰の立場をとっているが、それでもこの国の国民は目出度く小泉コールが続くのである。

それを後押しする小泉チルドレンたちはやはり親思いなのであろう。


米軍基地を中国軍基地に替えて考えるとその違和感がわかる

2007年09月13日 09時26分33秒 | 社会問題
日米安全保障条約というのは極東の安全のために条約である。ファーイーストを強調した条約であるので東南アジアは含めない。まして中東(ミドルイースト)は全く含まない条約である。

日米安全保障条約の機軸の考えは、日本国に米軍基地を置くと言うことのための条約である。

アメリカの代わりに中国と同じような条約を結び、米軍の代わりに中国軍が日本に基地を置くとなると違和感を感じるのではないか。では何故米軍ならよいのであろう。

軍隊というのはもっとも危険な存在であり、平和時も有事のために訓練を受け、かならず戦争を目的に活動するのである。平和は言ってみれば戦争の準備期間である。自国を守るのに、自宅の中に他人を入れるようなものだが、必ずその用心棒をも監視しなければならないのがセキュリティーというものである。

日本は完全にアメリカにゆだねすぎている。これは植民地政策でしかない。属国であるために、自主的な防衛も行動もできないのである。

一国の首相がアメリカの給油のために辞任するなどありえるわけがない。独立国ならそんなことで悩む必要もないのである。

今の現状はパキスタンの政局と日本が似てきているような気がする。アメリカの圧力に雁字搦めになっている。ムシャラク大統領はテロリストたちに対して自己の判断をなくし、アメリカの圧力のために聖職者たちまで虐殺するようになっている。

自主的な防衛力も持たないで、アメリカ軍基地の中に自衛隊の本部を入れるなどというようなことがどうしてできるのであろうか。

夏から秋になると米軍基地の航空祭りも増えるから、実際参加してみるとよい。