四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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上野公園都美術館にて院展開催中 平山郁夫画伯挨拶 米軍機故障

2007年09月09日 03時41分29秒 | 美術・建築・工芸
オープニングでは平山郁夫画伯が挨拶し改めて平和の重要性を唱えたということである。

兵隊ごっこの絵を描くと画家は堕落する。革命の自由の女神を描けば別であるが、侵略の元には女神がほほえまない。これは私の見解である。

なんとなく不安な時代である。キルケゴールの時代もそうであったが、今度は規模が違うような予感にさいなまれている、自然災害がそうであるように、あらゆるものは崩潰の寸前である。年金と同じで着服野郎がいっぱいいるのは彼らにも自らの危機意識を感じるからであろう。

平和をあらためてお問い合わせするには、不気味な事件が起きた。
ハワイから韓国へ向かう米軍機が福岡空港にエンジントラブルで着陸したということである。しかも、福岡空港には日米地位協定で米軍エリアが残されている。尚かつ、面白いのは修理班は青森の三沢基地から来るというのである。

三沢基地は六ヶ所村のすぐ近くであるが、日本本島の最北端のところにあるむつ市のしたであるが、鉄道で行くにも不便なところである。

三沢から六ヶ所村にいたる道路網はものすごく整備されていて、地方都市としては別格の感がある。六ヶ所村は原発村であるし、三沢市は米軍村である。

この六ヶ所村ではクラッシクコンサートがしばしば講演される。川崎に拠点がある東京交響楽団の演奏会などもやっている。豪勢な感じの町らしい。ついこの間、台風9号が来る前に青森市まで行き、三沢市へ行こうと思ったが、そこへ行ってもタクシーでも乗らない限り身動きが付きそうにないところであるので辞めることにした。

そういうところに原発村と米軍基地があり、わざわざ福岡空港まで修理班が行くというのである。

ちょっとおかしな事件だと思えないだろうか。

すこしこれは勘ぐった方がよい。




米戦闘機2機、福岡空港に緊急着陸 エンジン故障か
2007年09月08日22時39分

 8日午後4時32分ごろ、在韓米空軍所属のF16戦闘機2機から、福岡空港の管制官に「緊急着陸したい」と連絡が入った。両機は同45分と同51分に相次いで着陸、同空港敷地内の米軍施設に入った。民間の到着便の一部に数分程度の遅れが出たが、大きな混乱はなかった。

 国土交通省福岡空港事務所によると、米軍機は着陸前、管制官に「ハワイの基地から韓国に向かっている途中でエンジントラブルが起きた」と説明。着陸後は「米空軍三沢基地(青森県)から10日に整備士を呼ぶ」とだけ連絡が入ったという。2機には所属基地を示すアルファベットは書かれておらず、同事務所の担当者は「所属基地もどちらの機にトラブルがあったのかも分からない」としている。

 福岡空港は72年に米軍から日本に返還された空港だが、敷地西側の国際ターミナル近くに日米地位協定に基づく米軍専用区域が残されている。



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平山 郁夫
小学館(1998-03)
定価 ¥ 1,890