今朝は3.1℃と冷え込みは弱く、雲は多い空模様なのに柔らかな日差しと、
無風で、盛りを過ぎた小菊を切り倒せば、背中がほっこりと暖かい。
気温も11時過ぎには二桁台にのり、最高気温は12時半に11.2℃迄上がる。
13時、10.2℃、45%
さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はユリ科の「アロエ」
南アフリカ共和国からアラビア半島まで広く分布する500種にも及ぶ多肉植物
の総称で、細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織
に水分を蓄えて育つ。
食用にはアロエ・ベラが有名で、薬用のキダチアロエは「医者いらず」とも呼ばれ、特に真冬に美しい花を咲かせます。
さらにアラビア語の苦みを意味するallochからこの葉のエキスを「ロカイ」と
呼び、刺激性精油として人工流産を起こすために用いられたことも。
花言葉は「復活」 趣味の園芸よりキダチアロエ
今日は「石鼎忌」、俳人「原石鼎・せきてい」の1951年の忌日、65歳で没。
辞世の句は「松朽ち葉かゝらぬ五百木無かりけり」
島根県生まれ、高浜虚子に師事し「鹿火屋」を創刊・主宰し、鬼城・水巴・
普羅・蛇笏と共に、大正ホトトギスの代表の一人。
原は20代の後半に辺境の地「東吉野小」に居住(丹生川上神社付近)したため
厳しい自然を俳句で描写しつつ、古風で格調高く、さらに研ぎ澄まされた
美まで表現する独自の句境を開かれ、一世を風靡されたようだ。
師の虚子は石鼎を「豪華で跌宕(てっとう)」と評している。
*跌宕(てっとう)とは、Goo辞書によれば
細かいことにこだわらない。のびのびとして大きいこと。また、そのさま。
代表句を挙げれば・・・
名句とされるのは『頂上や殊に野菊の吹かれ居り』 石鼎
我は、吉野時代から二句あげれば
『淋しさに又銅鑼打つや鹿火屋守(かびやもり )』石鼎
意)夜一人でいる淋しさより、また銅鑼を打ち鳴らす夜番の鹿火屋守 だなあ
*主宰誌「鹿火屋」の名に取られている
*鹿火屋とは、農作物を荒らす動物を追い払うため、
火をたいて警戒する番人の小屋のこと
『花影婆娑(ばさ)と踏むべくありぬ岨(そば)の月 』石鼎
意)桜の花の影が婆娑と音を立てるように散り、
思わず踏んで歩きたくなるほどの月夜の山道だ
*生前唯一の自選句集の題、 神武天皇が大嘗祭を日本で最初に行なった場所
「鳥見霊畤址(とみのまつりのにわあと)」の光景から (下記伝承地②)
伝承地は①宇陀市榛原萩原にある鳥見山公園内
②東吉野村萩原の二等三角点鷲家村685.6m付近
③桜井市桜井の等彌(とみ)神社のある鳥見山(とみやま)
④南生駒小平尾の四等三角点・向井山380.5m付近