今日中には温帯低気圧へと変わるも、近畿地方は風雨が強くなりそう。

連れ合いを駅へ車で送って行くと前輪のタイヤがパンク、10年ぶりの
タイヤ交換で毎冬スタッドに替えて以来だ。
現車をスペアタイヤ付にしておいてよかったと胸をなでおろした。
今日は朝からついていませんが、昨晩の演奏は久しぶりに酔えた。
というのも昨晩は、京都北山の「京都コンサートホール」へ、
夜の帳りに浮かび上がる23回目の京都秋の音楽祭のイルミネ―ション。
会場内は生き生きとして若い方々で満員、
CD売り場も黒山の人だかりが・・・サイン会もあるからでしょうか。

今宵は木管五重奏『アンサンブル・ウィーン=ベルリン』の演奏会で、
1983年結成時のメンバーが2013年にはすべて代替わりし、新世代の
スーパー・アンサンブルに生まれ変わり、2015年、2017年の日本ツアーは
絶賛の嵐を巻き起こされている。三回目の今回はアンサンブルとして
はや熟成の時期を迎え、終演後の感想は完璧なテクニックに基づく豊かな
音楽性が愉しめた90分になりました。
メンバーは
・カール=ハインツ・シュッツ(フルート:ウィーン・フィル)
・ジョナサン・ケリー(オーボエ:ベルリン・フィル)
・アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット:ベルリン・フィル)
・リヒャルト・ガラー(ファゴット:ウィーン交響楽団)
・シュテファン・ドール(ホルン:ベルリン・フィル)

プログラム
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より6曲をメドレーで
・僕のトラベッタにはとてもできないね
・ああ、わたしの足は動いてくれない
・岩のように動かずに
・恋人の愛の息吹は
・恋は小さないたずら子
・花婿と美しい花嫁に祝福あれ
クルークハルト:木管五重奏曲 op.79
堅実なロマン派の音楽ですね。
・・・・・休憩20分・・・・・
イベール:3つの小品
エスプリの効いた音楽性がにじみでていた
モーツァルト:五重奏曲ハ短調
(セレナード第12番K388と五重奏曲K406より)
レイヒトマンが木管五重奏として編曲されたもの
終わるや、ブラボーの嵐で、こんなにも沸いたホールは初めて
アンコールは1曲だけですが、
演奏の余韻を感じながら地下鉄の揺れに体を預けました。
アンサンブルは埼玉、三鷹、金沢と今日の京都が済み、
今後の日本ツアーの予定は
10月4日(金)19:00 会場:東京文化会館 小ホール
10月6日(日)14:00 会場:横浜みなとみらいホール です。