夜が明けると弱い陽射しが降り注ぎ、最低気温は15.7℃から11時過ぎには25度
を超え夏日となり、最高気温は26.4℃迄上がり、昼過ぎから曇り始め、天候は
下り坂のようだ。
若草山の麓の奈良公園、インバウンド客と奈良国立博物館で始まった第76回
正倉院展を訪れる方たちで、より一層賑わっていることでしょう。
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さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はキク科「ヨメナ・嫁菜、娵菜 」
湿った山野に夏過ぎから淡青紫色の花を咲かす中輪の野菊、日本固有種です。
頭花は直径3cm前後で、冠毛の長さが0.5mmほどしかないことが特徴で、日本
では多雨という気候条件で風にのせて飛ばせないことから退化したとも。
和名の由来は、この花の美しさを新妻に擬えたとされている。
古くは「鼠菜(ヨメとはネズミの古語)」で、若芽をノネズミが好んで食べると
されており、別名は万葉集ではウハギ宇波疑・菟芽子、ヨメノサイ嫁菜、
平安時代にはオハギと呼ばれていたとされる。
ヨメナの若葉はシュンギクの香りから春の山菜となり、万葉集では2首詠む
そのうちの一首、万葉集 巻10 1879番 作者不詳から
原)『春日野尓 煙立所見 𡢳嬬等四 春野之菟芽子 採而煮良思文』
詠)「春日野に 煙立つ見ゆ娘子らし 春野のうはぎ摘みて煮らしも」
意)春日野に煙が立つのが見え、乙女たちがヨメナを摘み取って煮ているよう
詠)「春日野に 煙立つ見ゆ娘子らし 春野のうはぎ摘みて煮らしも」
意)春日野に煙が立つのが見え、乙女たちがヨメナを摘み取って煮ているよう
花言葉は湿った山野などで見られることから、「隠れた美しさ」
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今日は「松陰忌」、165年前1859年のこの日(新暦11月21日)、江戸末期の思想家
、教育者、兵学家の「吉田松陰」安政の大獄で処刑され、享年30歳。
山口の萩に松下村塾を開塾し、高杉晋作や久坂玄瑞、吉田稔磨、入江九一、
伊藤博文など、明治維新に繋がる志士たちの多くの影響を与えるが、江戸幕府
が行った弾圧「安政の大獄」で投獄され、小伝馬町で処刑されました。
「講孟余話」が主著、 死の前日の夕刻まで綴った「留魂録」が最後の著作で
辞世の句を記されていました。
『身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留めおかまし 大和魂』
我の好きな言葉は
俗流與議難:世俗の意見に惑わされてもいけない
百年一瞬耳:百年の時は一瞬にすぎない
言下に、君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように
至誠而不動者、未之有也:至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり
今日は第50回衆院選の投票日、一票を捧げに・・・