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カメラを片手に

早くもナラノヤエザクラは満開に

今朝は5.2℃まで冷え込み、晴れ間もたっぷりなのに残った寒気の影響か、
気温は18.3℃と思ったより上がらず、爽やかな春の一日に。
      11時

昨日の「滝坂の道ハイキング」、変わり易い天候のなか歩けば24000歩余り、
思いのほかよく歩いたものです。
影響はといえば朝からは少し脹脛がだるい程度で、ストレッチを兼ね近くの
保安林迄早足で歩いてきたが、昼からは太ももにまでだるさがやってきた。
明日の朝はもっとひどくなりそうな予感、齢ですね。

春日大社から浮雲園地の「奈良春日野国際フォーラム 甍〜I・RA・KA〜」、
長ーい名前になったもの、能楽堂のある旧奈良県新公会堂のことです。

守衛さんに「この辺りでナラノヤエザクラの木はありませんか」と聞けば、
「入り口横で今年は咲いていますよ」と教えて頂いた。
開花情報では満開前とのことだが・・・満開に近いかも。


ナラノヤエザクラ・奈良の八重桜」はオクヤマザクラ(カスミザクラ)の変種
特徴としては他の桜に比べて開花が遅く、4月下旬から5月上旬に開花し、
小ぶりで多数の花弁を持ち、上品で可憐な花をつける。
このナラノヤエザクラは奈良県の県花、そして奈良市の市章にもなっている。
百人一首 61番 伊勢大輔 が詠んだ八重桜の歌がこれに当たる
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

この木をよく見れば、蕾の沢山あるようで5分咲きのよう

樹勢は弱く寿命も短くさらに繁殖力も弱い品種で、再発見され1923年に天然
記念物に指定されたのは春日大社、奈良教育大と東大寺塔頭「知足院」だが、
           知足院 2016.4.9

知足院のナラノヤエザクラは平成21年の強風で枯死してしまった。
そのため昭和62年に前もって組織培養し育成されれていた奈良八重桜の成木、
平成23年の再生事業により知足院に移植され、遺伝子が保存され蘇った。 
      2016.4.9

その後もこの手法で育成された成木が奈良公園のあちこちで見られ、甍・
旧公会堂の若草山を望む庭園にも満開の躑躅を背景にもう一本見られた。

この木は満開に近いですね。


甍・館内も庭園内も人は少なく、休憩するのに穴場ですよ。
きっちりと体温測定とアルコール消毒も・・・但し飲食禁止。
      

エントランスから北東方向を見れば、東大寺大仏殿の鴟尾が・・・

駅方向の西側、東大寺大仏殿前交差点方面は、人は少ないですね。

近鉄奈良駅へ重い足取りで歩を進めれば、
2011年から奈良県のマスコットキャラクターの「せんとくん」もマスクを
      

COVID-19の変異株で関西は医療崩壊の瀬戸際?だ。
奈良公園も一年前の姿に、戻らないとだめなようですね。

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