カメラを片手に

熊野三山⑤那智の瀧(別宮飛瀧神社)へ

東の春日奥山上空は雲は多いが、上空は晴れ渡る。
昨夜の雨のあとよく眠れたと思えば最低気温は22.3℃、梅雨前線が南に下がり
北からの乾燥した空気と入れ替わったのが要因ですね。
まだ梅雨前線が南岸にあるので、梅雨明けにとはならないと思っていたが
気象庁は中国地方、近畿地方と東海地方が梅雨明けしたとみられると発表、
昨年より3日早く、平年より一日遅い。九州、四国、北陸と関東以北はまだ。
      11時、29.3℃、54%

50年前1973年のこの日、パリ発羽田行の日航機B747が日本赤軍とパレスチナ
解放人民戦線の混成部隊にハイジャックされ、ドバイに着陸も交渉は決裂。
3日後リビアに到着し、乗員乗客が退避後に当該機は爆破された。
主犯格の丸山はリビア政府の手引きで逃亡に成功し、1977年9月に発生した
ダッカ日航機ハイジャック事件にも坂東國男ら日本赤軍のメンバーとともに
関与し、福田赳夫首相に「超法規的措置」としてメンバーなどの引き渡しと
身代金の支払いを決断させた。この超法規的処置も現在に禍根を残している。

さて逃亡した丸岡は、1987年に東京で潜伏していたところを逮捕され、無期
懲役の判決を受け、服役中の2011年5月28日に八王子医療刑務所にて病死。

この事件も半世紀ですが、昨年の12月28日、あさま山荘事件などで逮捕状が出
ていた日本赤軍の元最高幹部「重信房子」も2000年に大阪で潜伏中の逮捕、
裁判後服役し、昨年5月に満期出所した。出所1年になる6月3日、支援者の会
に元気な姿を見せ「自由の身になって1年を振り返って」と題して近況報告と
ともに『はたちの時代 60年代と私』を太田出版から出版している。 

当時を知る方々には、いろんな思いや意見がありそうですが・・・

そういえば、昨日19日にJALからの発表で、この因縁のドバイに日系初の
中東への直行便、羽田/ドーハ線が新規就航し、2024年夏から毎日運航と。
ドーハは大きなハブ空港で、アフリカ旅行やヨーロッパへも安心ですね。

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ノウゼンカズラ・凌霄花
ノウゼンカズラ科のつる性木本植物で、夏を彩る橙赤色の花が印象的ですね。
      

中国原産で平安時代には渡来、古名は「まかやき(陵苕)」、918年の本草和名
では「ノウセウ・乃宇世宇 」と記載され、「ノセウ」から訛り「ノウゼン」と
また漢名「凌霄花」の音読み「りょうしょう」が転じて「のうぜん」とも。
さらに「陵苕」の朝鮮読み「ヌンソ」の訛りとする説もあるようです。

後のカズラは、木根を出し壁などを伝い、蔓が他の木に絡み攀じ登ることから
「カズラ」の名がついた 。

花の中から、周りを湿らせるほどの蜜を垂らす、という特徴があります。.
花言葉はラッパのような形がファンファーレを連想させ、「名誉」に。 
      

熊野三山の日帰り旅⑤は最後の熊野那智大社・青岸渡寺ですが、その前に
那智の滝で有名な「別宮 飛瀧神社」へお参りを。
那智速玉大社を12時半に出て、E42を使い午後1時前には那智の滝の駐車場
(500円)に止めることができました。
      

訪れたのは7月8日、鳥居脇の看板に、14日に例大祭「那智の扇祭り」があると
      

この先に「扇神輿立場
 

急な石段を下ります。大きな音が聞こえてくる

降りた右側に「光ヶ峯遥拝石」という霊石が置かれている。
熊野権現と呼ばれる熊野の神様が降臨したと伝えられている光ヶ峯に通じ、
その石を「一回撫でると縁結び・心願成就、二回では金運隆昌・家内安全、
三回目は厄除け・身体健康」の力をいただけるとのこと。

瀧口近くから振り返れば左下に「光ヶ峯遥拝石」、石段はかなり急ですね。

7月14日の読売テレビから例大祭の様子が映し出されていた。
      

      


      
7日には、扇神輿立場が設置されているだけ
      

今回は義理の妹も一緒ですので、300円の奉納料にて滝口に近い舞台へと。
直ぐに、延命長寿のお瀧水、紙コップが用意されており、頂けば・・・
体中になにかしら、しみわたります。
      

行きと帰り道が重複しないよう、通路が分けられている。
滝の音が大きくなれば、二つの拝所・舞台へと。


那智の瀧は高さ133m、銚子口の幅13m、瀧壺の深さは10mあり、落下する
水量は毎秒1トン程とも言われています。
この上に二の瀧、三の瀧があり、古来から歌などに詠まれる。
身につもる詞の罪もあらはれてこころすみぬる三かさねの滝」西行法師
神にませばまことうるはし那智の滝」 高浜虚子
            

見飽きないのですが・・・時間がないので
振り返れば・・・
      

清々しい心持になりました。
さて歩いて熊野那智大社へは、裏参道から上ることに。

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