カメラを片手に

令和最初の「歌会始の儀」

朝の冷え込みは平年並みの0.5℃、キリっとした空気を切り裂いて朝日が
春日奥山の山の端から出てきました。
でも薄雲が徐々に空を覆い始め雲を通して柔らかな日差しが、9時半

気温の上昇は8.8℃で肌寒い、明日はまた雨が降るらしい。
12時

明日の予報天気図を眺めると太平洋沿岸に南岸低気圧が、まるで早春の様
雪が降る地域もある?


新春恒例となっている「歌会始の儀」、皇居・宮殿で令和最初の儀が
天皇皇后両陛下の御前で、読師(司会役)、講師(全句を節をつけずに読む役)、
発声(第1句から節をつけて歌う役)、講頌(第2句以下を発声に合わせて歌う役)
の諸役によって進行されました。
その起源は、奈良時代に天皇が「歌御会始(うたごかいはじめ)」として年の
始めの歌会を催されていたようだが、明らかではない。
明記されるのは鎌倉時代中期の『外記日記』の中で、亀山天皇が1267年
1月15日に「内裏御会始」と記されている。
江戸時代にはほぼ毎年開催され、明治7年(1874年)には一般の詠進が認められた。
続く明治12年(1879年)には一般の詠進歌のうち特に優れたものを選歌として
歌御会始で披講される国民参加の文化行事に改革されている。そして大正15年
には「歌会始」として式次第が定められ、今に続いている。*宮内庁HPより

さて令和最初の題は「」。天皇、皇后両陛下や皇族方の他、一般公募の
1万5324首から選ばれた入選者10人らの歌が披露されていた。
                     (写真はNHKニュースより)
天皇陛下
学舎(まなびや)にひびかふ子らの弾む声さやけくあれとひたすら望む


皇后陛下
災ひより立ち上がらむとする人に若きらの力希望もたらす


秋篠宮さま
「祖父(おほぢ)宮(みや)と望みし那須の高処(たかど)より煌めく銀河に心躍らす」


秋篠宮妃紀子さま
「高台に移れる校舎のきざはしに子らの咲かせし向日葵(ひまはり)望む」

入選者の中から新潟の高校生・篠田朱里さん
助手席で進路希望を話す時母は静かにラジオを消した


進路といえば、この18日(土)・19日(日)は「大学入学者選抜大学入試センター試験」
この制度は最終で、来年1月は「大学入学共通テスト」へ移行するも問題山積ですね。
土曜日の朝の天候が一番気になりますが・・・、受験生諸君、がんばれ!

さて来年の「歌会始の儀」のお題は「実・ じつ」ですが、
歌に詠む場合は「実」の文字が詠み込まれていればよく,「実験」、「果実」の
ような熟語にしても、また「実る」のように訓読しても差し支えありません。
    (募集要領はここで、9月30日迄に)

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