「兎追いしかの山~ 小鮒釣りしかの川~」で小学生くらいの頃に多くの人が歌ったことはあるだろうと思う、唱歌「ふるさと」の歌詞は、飯山線沿線出身の作詞家の作詞である。
このブログを書いている人なんてのは長野の外の人間なもんで、あの唱歌の歌詞、飯山線に乗ってみて、音楽の授業で歌って自分の田舎すら思い出すあの歌詞が飯山線沿線をルーツにしているだろうと知った時には感動すら覚えた。
しかし、それも数年も前で今では私の中でも飯山線の風景は当たり前になってしまい、いつしかあの感動も忘れていた。
記憶が怪しいけど、替佐駅とか、その作詞家の地元の列車到着時にそのメロディが流れる演出もあったり、車内の自動放送にも記念館の案内があった気がする。
そんな感じで、こうも飯山線に行ってると当たり前なんだけど、よくよく考えると唱歌の歌詞にもなろう風景の元ネタである飯山線沿線なのである。
飯山線で走ってる”おいこっと”。
馴染んで当たり前になってるものが、東京をはじめとする日本の都市型の生き方とは逆として、”TOKYO”の逆で”OYKOT”とかダジャレかよってズッコケていたけど、今になってコンセプトとしてそういうことかって気づかされて。
出た頃は「なんだこれ?」って感じで見ていたのも、よく見るとそれなりに凝ったデザインで、飯山線の沿線の雰囲気に合うと思い始めると、私は”おいこっと”塗装の車両も推していきたい。
”おいこっと”も良いぞ。
兎追いしかの山~
小鮒釣りしかの川~
ってな感じで、私は飯山線に接しています