凪いだ 凪いだ 2018-06-08 06:08:00 | 飯山線 123Dの後も引き続き信濃平の田んぼで列車を待つ 交互に訪れる凪ぎの時間が悩ましい それも隣り合った二枚の田んぼで交互に鏡になったりさざ波が立ったりという、どっちの田んぼで撮ろうとウロウロさせられる状況 どっちなんじゃぁ・・・ 次の列車が見えた頃、「凪いだ 凪いだ」と喜んで、より凪いでいる方の田んぼを選んでカメラを構える 良い感じだとシャッターを切る 家に帰ってパソコンで画像を見た 虫でも落ちたか波紋がポワンと ポワンと列車の先頭に波紋 大気が怒りに満ちておる なかなか手ごわいぜ
凪げ! 凪いでくれ!! 凪がねぇぇぇ!!! 2018-06-06 06:06:06 | 飯山線 山の向こうから朝陽が出た頃 天候は晴れ 若干の朝靄 風は無風 気温は15℃ 日の出から下りの始発まで約一時間 早朝の水田の脇で、一人列車を待つ 午前6時にもなると、太陽の日差しを感じ始め、空気もざわめく 10分ごとに無風とそよ風が繰り返す 憎らしい 「凪げ!」 そう祈る 遠くに列車のヘッドライトが見えた 「凪いでくれ!!」 祈り続ける 一瞬、さっと風が無くなる 「風がない」 「風が?」 「ほんとじゃ 風が止まった」 という風の谷のナウシカのクライマックスに差し掛かるワンシーンを思い出しながら 「風が止むなんて初めて」 「ババ様 耳が痛い」 「大気が怒りに満ちておる」 って大ババ様の声が聞こえた気がした そして、ファサァッと撫でるような風が吹く 大気が怒りに満ちておる 「凪がねぇぇぇ!!!」 苗が植えられてる田んぼは強い