マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

VoIP GW用基板

2008-09-01 00:27:12 | VoIP
RTPが流せるところまでソフトの作成が進んだので、次の段階へ進むためにVoIP GW用の専用ボードを作成してみました。Application boardの状態ではW-SIMをつなぐことができませんので。

本来であれば、PropoxのMMnetSAM7xを使ってボードを作成するつもりだったのですが、注文したもののテンでその後の連絡が入りません。Shopで注文のステータスを確認したところ、まだ支払済みになっていないことに気が付きました。とっくに支払いを済ませているのに、ステータスが更新されていないようです。問い合わせのメールを出したのですが、これまた返事がありません。夏休みなんでしょうか。ちょっと不安。



そういうわけで、やむを得ずMake Controlerを引き続き使うことにした次第です。専用ボードといってもハードウェア的にはたいした工作でもありません。基板上に載せるのはほとんどコネクタだけです。

  • JTAGコネクタ
  • リセット・ボタン
  • USB Bコネクタ
  • RJ-45コネクタ
  • W-SIMコネクタ
  • デバック用シリアルコネクタ

電源はまだしばらく、USBコネクタから採ることにします。Controller上にレギュレータとしてLM1117が載っているので、これを使います。

Ethernet部分はパルストランス付きのRJ-45コネクタをつなげばいいだけなので、秋月のコネクタを使うことにしました。変換基板が欲しいところですが、サンハヤトのCK-18ではLED端子の穴とかが無いようです。Sparkfunの変換基板が安いので、コネクタと一緒に買おうかとも考えていたのですが、発売後すぐに売り切れてしまい、そのまま欠品中です。しかたがないので、1.27mmピッチのユニバーサル基板で変換基板を自作しました。

W-SIMコネクタはUS0につないでいます。US1であればモデム信号端子ももっているので、これまではいつもUS1につないでいたのですが、ControllerボードではCTS1に相当するPA9がボード上に実装されているEEPROMのCS端子として使われてしまっています。そのため、RI, DCDは無視して、DSRとDTRはGPIOで処理することにしました。