まず、最初に前回の記事で重要なことを書き忘れていたので、その補足から。このキーボードですが、裏面はシールになっており、保護紙を剥がして貼り付けられるようになっています。ですから、板状のものに貼ってしまえば固定自体は難しくなさそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d9/00c953807fa886da8172d71fafb35170.jpg)
さて、もうひとつの買い物はSilabsのSLIC(Si3215)の評価ボードです。SLICとはSubscriber Loop Interface Circuitのことで、簡単に言ってしまえばISDN TAとかVoIPルータなんかのアナログポートを実現するのに使われる回路のことです。一昔前はアナログ回線インタフェースであるSLIC部分と、A-Law/u-Law圧縮/伸長するコーデック部分のチップは別々になっていたんですが、今はワンチップになっているようです。おまけにDC/DCコンバータ機能ももっており、オープン時のDC 48Vとか鳴動時に必要なAC 75Vとかまで作ってくれるんで、3.3V/5Vさえ用意すれば良く、12Vとか24Vとかを準備する必要もありません。
と、まぁ、そんな事を知ったのは先日 FMチューナの参考資料としてSilabsのSi4702/03について調べていた時に、ついでにSLIC製品の紹介ページを覗いてみた時のことでした。このようにSLICチップはかなりの進化をとげ、高機能になっているのですが、それでもシロウトが使うにはいくつかの関門があるようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/e3/d58d32e5428db98e3e1e85d50c147913.jpg)
白い枠線に囲まれた区域の中央ちょっと左にあるのがSLICのSi3215です。左側の足が良くみえるのはSi3201という回線接続用のチップです。
しばらくは親ボードをPCにつなげてみて、どう使えばいいのかを調べてみることにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d9/00c953807fa886da8172d71fafb35170.jpg)
さて、もうひとつの買い物はSilabsのSLIC(Si3215)の評価ボードです。SLICとはSubscriber Loop Interface Circuitのことで、簡単に言ってしまえばISDN TAとかVoIPルータなんかのアナログポートを実現するのに使われる回路のことです。一昔前はアナログ回線インタフェースであるSLIC部分と、A-Law/u-Law圧縮/伸長するコーデック部分のチップは別々になっていたんですが、今はワンチップになっているようです。おまけにDC/DCコンバータ機能ももっており、オープン時のDC 48Vとか鳴動時に必要なAC 75Vとかまで作ってくれるんで、3.3V/5Vさえ用意すれば良く、12Vとか24Vとかを準備する必要もありません。
と、まぁ、そんな事を知ったのは先日 FMチューナの参考資料としてSilabsのSi4702/03について調べていた時に、ついでにSLIC製品の紹介ページを覗いてみた時のことでした。このようにSLICチップはかなりの進化をとげ、高機能になっているのですが、それでもシロウトが使うにはいくつかの関門があるようでした。
- SLICと電話機とを直結できるわけではなく、ディスクリートな回路も必要
- Digikeyではバラ売りしていない。Mouserならバラでも買えそう。
- 内部にレジスタが100個くらいある。正しく設定するにはかなりの勉強が必要?
- SLIC周辺回路が子基板にあるので、自分で作らなくても済む
- 子基板をはずして、自作する親基板に載せ替えれば使えそう。コネクタも2.54mmピッチみたいだし
- AT91SAM7とは、制御インタフェースはSPI, 音声PCMはSSCにつなげられそう
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白い枠線に囲まれた区域の中央ちょっと左にあるのがSLICのSi3215です。左側の足が良くみえるのはSi3201という回線接続用のチップです。
しばらくは親ボードをPCにつなげてみて、どう使えばいいのかを調べてみることにします。