マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

ついでにWAV再生も

2009-12-28 22:26:22 | MP3プレーヤ
まだ作業中ではありますが、ファイルの拡張子(MP3/M4A)に応じてMP3とAACファイルの再生ができるようになりました。この際、ついでなんで、WAVファイルの再生機能も入れておこうかと思います。

WAVもMPEG4と同じようにファイルのカプセル化の方法であり、音声ファイルのフォーマットは選択利用できるようになっていますが、ここではWMPを使ってCDをWAV形式で取り込んだ場合の 44.1KHz, 16bitのPCMファイルフォーマットを扱うこととします。無圧縮ですから再生の際にはデコードの処理は必要無し。単にファイルから読み出した楽曲データを、そのままCODECあるいはUSBスピーカに送出してやればいいだけの単純処理なんで、これはすぐに作れます。いつものように、メタ・データがどのように格納されているかを調べておかねばなりません。

WMPで作成したWAVファイルをLinux上で hexdumpして調査。どうやらLISTタグの中にメタデータが格納されているようです。



見易くするために簡易的な解析/ダンプ・プログラムを作ってみました。



タイトル、アルバム名、歌手/演奏者程度の情報しか入っていないようです。曲の長さ情報もありませんが、これはWAVファイルのヘッダ情報がもつファイル・サイズから算出すればいいだけのことですので、MP3/AACの時と同等の情報は表示できそうです。