長らくベータが続いていたiWRAP 5.0ですが、先週 火曜日にRC6が出たと思ったら、続いて金曜には正式リリースとなったようです。User Guideも 5.0.0用が公開されましたが、Application Noteの更新はまだこれからのようです。そんな事情もあっってか、先週はなんの公式アナウンスもありませんでした。そろそろ正式にアナウンスがあるでしょう。
さて、iWRAP 5.0ですが、これまでのiWRAP 4.0とは大きくことなる点がいくつかあります。そのおもだったものを列挙しておくことにします。
ライセンスキーの入力には、licenseコマンドを使う以外にも、PSTOOLをつかったり Serial DFUで指定する方法もあるようですが、licenseコマンドを使うのが一番簡単なようです。
さて、iWRAP 5.0ですが、これまでのiWRAP 4.0とは大きくことなる点がいくつかあります。そのおもだったものを列挙しておくことにします。
- ライセンスキーが必要となったなんといっても一番大きな違いがコレ。ライセンスキーが無いと、ファームウェア自体は動き始めるものの無線部分が動作しないため電波の送受信ができません。ライセンスキーはsupport@bluegiga.comに連絡すればもらえますので、これを新たに用意されたlicenseコマンドを使って入力してやります。
- 複数のファームウェアイメージから用途に応じて選択以前にも紹介したことがありますが、オーディオ送信側(A2DP source/HFP AGW)か受信側(A2DP sink/HFP HF unit)かに応じて使用するイメージを選択する必要があります。コードが大きくなってフラッシュに入りきらなくなったのでしょう。
- iAPサポートは別イメージ同様にAppleのiAPに対応するファームも別イメージとして提供されます。ただしイメージの提供を受けるにはAppleのMFIプログラムに参加していることが条件ですので、一般アマチュアユーザには関係の無いところです。iAPを実際に使うためには、MFIに参加したうえでAppleから認証チップを購入して接続する必要があります。Appleってこういうライセンスビジネスもしっかりしていますよね。
- HDPはWT32ではサポートされないこれもサイズが原因でしょうか。ちょっと残念。
ライセンスキーの入力には、licenseコマンドを使う以外にも、PSTOOLをつかったり Serial DFUで指定する方法もあるようですが、licenseコマンドを使うのが一番簡単なようです。