世間ではWindows XPのサポート期限切れが大きな話題になっておりまして、消費税アップ前の駆け込み買い替え需要も大きかったようです。わたしはすでにXPのマシンはほとんど使うこともなく、どうしてもWindowsが必要な時にはMBA上でWindows 7を立ち上げて使っているので、こうした騒ぎとは無縁のハズでした。ところが、3月の終わりになって、Win 7の画面上に「不正コピーを使用している」という主旨のメッセージが表示されるようになってしまいました。いろいろと検索して調べてみたものの修正できず、MSのサポートにメールで連絡して、指示された情報を取得して調べてもらいました。しかしながら、その結果も、「ライセンス関連ファイルが致命的に壊れており、修復不可。Win 7を再インストールしてください」との結論。あぁ、なんてことでしょう。
そんなわけで、Win 7環境はきれいさっぱり、すべて捨てて、最初から入れ直すことにしました。そんな作業をボチボチと進めていたら、FreescaleのKinetis用開発環境である Processor Expertがv10.4にアップデートされていることを発見。そしてGNU ARM Eclipse Plug-insも、Processor Expertとの相性が良くなったということなので、こちらも最新版をインストールしてみました。以下、スクリーンショット羅列してみます。
Eclipseで新たなプロジェクトを作る際に、Processor Expertのプロジェクトタイプを選ぶことができちゃいます。
Eclipseでのプロジェクト設定完了後に、引続きPE(Processor Expert)のWizardを開くことを指定できます。
Tool chainのパスを設定してFinishすると、続いてPEのWizardが開きます。
デバイスの種類を選択して、設定完了。ここでは、ピン数の異なるモデルのバリエーションまでは選択できないので、実際にはプロジェクト作成後に、PEのコンポーネント設定画面を開いて、ピン数を選択する必要があります。これまでは、プロジェクトを作成後、プロパティを開いて、いろいろと手作業で設定しなければならなかったので、「こんなにメンドイ作業、いちいち手作業でやってられるか!」という印象があったのですが、それが大幅に簡略化されており、ピン数選択くらいだったら許せちゃいます。
それでも良く見てみると。。
なぜか、ARM Family が M3になっています。KL25選択したんだから、これくらいm0-plusにしてくれたっていいじゃないですかねぇ。きっと、近い将来修正されることでしょう。これまでは、PEのコンポーネントとしてMQX-Liteを追加すると、それに関連するインクルードパスをいくつもプロパティに追加しなければならないのがとっても面倒だったのですが、それらのパスが全て自動的に設定されるようになったので、とっても使い易くなりました。
さて、このようにかなり使い易くなったと感心していたら、こちらのブログ記事が出ていました。GNU ARM plug-insとPEの組み合わせが、Freescale公式のKinetis Design Studioになるとのこと。KINETIS_SDKは、すでにβが始まっているようですが、対象デバイスが限定されています。HALはいいんですが、巨大化したり対象デバイスが増えたり、バージョンアップされる度に巨大化していったり、APIがコロコロ変わったりしないかが心配なところです。SDKにはミドルウェアも含まれているようですが、ここでもFatFSが採用されているのがスゴイですね。
そんなわけで、Win 7環境はきれいさっぱり、すべて捨てて、最初から入れ直すことにしました。そんな作業をボチボチと進めていたら、FreescaleのKinetis用開発環境である Processor Expertがv10.4にアップデートされていることを発見。そしてGNU ARM Eclipse Plug-insも、Processor Expertとの相性が良くなったということなので、こちらも最新版をインストールしてみました。以下、スクリーンショット羅列してみます。
Eclipseで新たなプロジェクトを作る際に、Processor Expertのプロジェクトタイプを選ぶことができちゃいます。
Eclipseでのプロジェクト設定完了後に、引続きPE(Processor Expert)のWizardを開くことを指定できます。
Tool chainのパスを設定してFinishすると、続いてPEのWizardが開きます。
デバイスの種類を選択して、設定完了。ここでは、ピン数の異なるモデルのバリエーションまでは選択できないので、実際にはプロジェクト作成後に、PEのコンポーネント設定画面を開いて、ピン数を選択する必要があります。これまでは、プロジェクトを作成後、プロパティを開いて、いろいろと手作業で設定しなければならなかったので、「こんなにメンドイ作業、いちいち手作業でやってられるか!」という印象があったのですが、それが大幅に簡略化されており、ピン数選択くらいだったら許せちゃいます。
それでも良く見てみると。。
なぜか、ARM Family が M3になっています。KL25選択したんだから、これくらいm0-plusにしてくれたっていいじゃないですかねぇ。きっと、近い将来修正されることでしょう。これまでは、PEのコンポーネントとしてMQX-Liteを追加すると、それに関連するインクルードパスをいくつもプロパティに追加しなければならないのがとっても面倒だったのですが、それらのパスが全て自動的に設定されるようになったので、とっても使い易くなりました。
さて、このようにかなり使い易くなったと感心していたら、こちらのブログ記事が出ていました。GNU ARM plug-insとPEの組み合わせが、Freescale公式のKinetis Design Studioになるとのこと。KINETIS_SDKは、すでにβが始まっているようですが、対象デバイスが限定されています。HALはいいんですが、巨大化したり対象デバイスが増えたり、バージョンアップされる度に巨大化していったり、APIがコロコロ変わったりしないかが心配なところです。SDKにはミドルウェアも含まれているようですが、ここでもFatFSが採用されているのがスゴイですね。