マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

今回はアクリルケースに入れた

2011-05-14 16:25:08 | Weblog
トラ技オフ会では製作中のBlueSAMをケースに入れた状態でデモしたのですが、これまで写真を撮っている時間的余裕がなかったので、きょうはその姿を記録しておくことにします。オフ会でのプレゼンにはいちおう写真を入れたのですが、間に合わせて携帯で撮影した写真を使ったのでピンボケになっていました。

使用したケースは秋月のアクリルケースSK-16です。前回Bluetooth対応W-SIMジャケットを製作した際にはポリカーボネートのケースを使いましたが、加工に苦労したので、今回は時間もないこともあり加工が容易であるアクリルケースにしました。

まずは動作中の正面像から。WT32基板の下にはCODECであるTLV320AIC3254が隠れています。そしてLCD基板の下には、SAM3S4A, SPIフラッシュが隠れています。良く見るとLCDの左側に小さな穴が開いているのがおわかりいただけると思います。この穴はLCD基板の裏側からとりつけてあるシリコンデジタルマイク(SPM0405HD4H)で音を拾うために開けたものです。



WT32は昨年自作したヘッダー基板上に載せてありますが、現在開発してもらっている認証を取得する基板では、13x2ピンのヘッダーピンを左右に配置した合計52ピンとなる予定です。WT32のもつ50ピンをそのまま全て出してあるだけの単純な構成です。2ピン余ってしまいますが、これは秋月で買える13x2のソケットを使えるようにしたかったため。大きさよりも工作のしやすさと部品入手性を優先させることにしました。

LCD画面には曲名、スペアナ表示に加えて音量表示も出しています。音量は後述するナビ・スイッチで増減できます。他にも機能があるのですが、それについては、別の機会に。

画面最下部には時刻表示があるのですが、現時点では時刻設定機能が無いので、ブートからの経過時間表示になってしまっています。

ケース右側にはナビ・スイッチふたつ分の穴。大慌てでケース加工したので、穴位置がちょっとずれてしまいました。基板は秋月のスペーサで固定。LCD基板を積んだら、ほとんどギリギリで収まる高さになりました。ラッキー。



ナビ・スイッチの役割については、上側をモード変更、下側を機能変更のような役割で使うことをイメージしていますが、詳細は未定で今後つめていくつもり。現在のプレーヤでの割り当てについては、また別の記事で説明することにします。

そして、ケース下側にはUSBとヘッドフォン用のジャックの穴があります。見てのとおり、穴位置が好ましくない高さにきてしまったので、ケースの一部が割れてしまいました。もっと低いスペーサを買えば良かったのですが、手持ちで間に合わせたかったので。



USBコネクタもミニBにしたかったのですが、何かを作ろうと思ってBコネクタを付けたまま死蔵されていた基板を有効利用したかったという事情でこうなっています。プリント基板化する際には、ミニBにするつもりです。

昨夜お会いしたshintaさんには「ブログには基板裏側の写真も載せてよ!!」とのツッコミを頂戴しましたが、もちろん見せられるものなら見せているところですが、見せられないようなありさまになっているような次第です。今後リポ電池動作にするつもりでいるので、電池で汚い配線が少しでも隠せると思います。そうしたら裏側写真も掲載することにしましょう。

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