マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

Mouserも7500円以上で送料無料に

2008-11-06 23:03:05 | Weblog
ちょっと前から気づいてはいたのですが、積極的に宣伝するようになってきたようです。Mouserの日本ページを開くと7,500円以上の注文で送料無料の文面が現れます。Digikeyと同じ7,500円ですか。Digikeyはページの表示も日本語ですが、Mouserの場合には基本的に英語。価格表示だけはJPYになり、日本円での決済になるとのこと。

心理的にはかなり、買いやすくなりますね。

# Make blogで紹介していただきました。船田戦闘機さん、ありがとうございました。

SLIC評価ボードを動かしてみる

2008-11-05 23:58:52 | SLIC
今回は、SLIC評価ボードを動かすところまでのお話を。。

SLIC評価ボードには、Windows上で動作するGUIソフトが付属しており、PCとの接続にはLPTポートを用いる必要があります。レガシーデバイスと呼ばれて久しいLPTポートも近頃のデスクトップマシンでは姿を消しているものもあるようですが、5年程前に購入した我が家のマシンには付いているので、これを作業に使います。普段の作業にはもっぱらLet's Noteを使っているので、デスクトップが必要になるのはチト不便ではあります。



評価ボードの電源としては、5Vとオプションで3.3Vが必要となります。SLIC自体は3.3V/5Vのどちらでも動作可能であり、親基板上のジャンパで電圧を選択できるようになっています。PCとのインタフェースを司る親基板では、5Vが必須となっているので、SLICでも5Vを使うこととして、5V単一電源で済むようにジャンパを設定して使用することにしました。



電源を入れてGUIソフトを立ち上げると、ボードを認識して上のような画面が表示されます。Reset, Reinitiazlie, Reg Setのボタンを順番に押すことで、ボードを初期化してディフォルトのレジスタ値を書き込んでくれます。LPTポートでSPIをパタパタするのに伴ってLEDがチカチカするのが見れます。

画面上部には110個ほどあるDirect Registerと60個くらいあるIndirect Registerの値が表示されています。これらのレジスタをとりあえず正しく設定するだけでも、データシートをちゃんと読まねばならず大変なところですが、このソフトが設定してくれる値を拝借すればいいんで、助かります。

電話を鳴らすための操作については、また次回 書くことにします。


SIP TA用 親基板

2008-11-03 23:02:27 | VoIP
実物を見て、SLIC評価ボードの子基板は素直にAT91SAM7X256とインタフェースできそうだという感触を強くしたので、SIP端末はアナログ電話を収容するTAとして実現することに決めました。そこで、さっそくこの連休を利用して、早速TA用の親基板を用意しました。いつもの秋月基板がサイズ的にもちょうどよろしいようです。

SLIC基板上には、4つの連結フレームがあるので、これを受けるピンフレームを配置してあります。連結フレームは秋月のものよりも、ずいぶんと足が長くなっています。実際に子基板を載せてみたかったのですが、評価ボードの親基板にかなりガッシリとピンが刺さっており、なかなか抜けてくれません。あまり力を入れると基板が割れるんじゃないかと心配になったので、しばらくは評価ボードは評価ボードとして使っていくことにします。PC上での動作確認がひととおりできたら、思い切って子基板を載せ換えようと思います。



とりあえず電源、JTAG, USBコネクタだけを配線してあります。SLICとして使用している Si3215M自体は 3.3V単一電源で動作するのですが、電話回線との間のハイブリット回路で5Vも使用するようになっていますので、5Vのスイッチングレギュレータを使うことにします。MMnetSAM7Xは3.3V単一電源ですが、基板上にはレギュレータは載っていませんので、2.1φDCジャックの裏側に 3.3V 500mAレギュレータを載せてあります。

現時点での心づもりとしては、この親基板にSLIC子基板を載せただけのハード構成で、SIP TAとしての基本機能を提供するつもりです。その後でLCDを付加するつもりでいます。このTAと電話機を並べて使うことにすれば、電話機側にナンバーディスプレイ機能なんかなくても、LCDで発信者番号確認できます。実験用電話機は安物で済みますし、SIP TA側ではナンバーディスプレイ機能をサポートするために必要な手順やFSK信号生成のソフト開発をはしょることができます。

無事にJTAGでの書き込みと、USB CDCの動作確認まではできたので、MMnetSAM7X単独で使う準備が整いました。しばらくはこの状態でSIP関連のコードの開発を進めていこうかと思います。

試しに買ってみた - SLIC評価ボード

2008-11-01 16:12:08 | Weblog
まず、最初に前回の記事で重要なことを書き忘れていたので、その補足から。このキーボードですが、裏面はシールになっており、保護紙を剥がして貼り付けられるようになっています。ですから、板状のものに貼ってしまえば固定自体は難しくなさそうです。



さて、もうひとつの買い物はSilabsのSLIC(Si3215)の評価ボードです。SLICとはSubscriber Loop Interface Circuitのことで、簡単に言ってしまえばISDN TAとかVoIPルータなんかのアナログポートを実現するのに使われる回路のことです。一昔前はアナログ回線インタフェースであるSLIC部分と、A-Law/u-Law圧縮/伸長するコーデック部分のチップは別々になっていたんですが、今はワンチップになっているようです。おまけにDC/DCコンバータ機能ももっており、オープン時のDC 48Vとか鳴動時に必要なAC 75Vとかまで作ってくれるんで、3.3V/5Vさえ用意すれば良く、12Vとか24Vとかを準備する必要もありません。

と、まぁ、そんな事を知ったのは先日 FMチューナの参考資料としてSilabsのSi4702/03について調べていた時に、ついでにSLIC製品の紹介ページを覗いてみた時のことでした。このようにSLICチップはかなりの進化をとげ、高機能になっているのですが、それでもシロウトが使うにはいくつかの関門があるようでした。
  1. SLICと電話機とを直結できるわけではなく、ディスクリートな回路も必要
  2. Digikeyではバラ売りしていない。Mouserならバラでも買えそう。
  3. 内部にレジスタが100個くらいある。正しく設定するにはかなりの勉強が必要?
と、いったところです。しかし、Silabsでは評価ボードを用意しており、PCにLPTポートを使って接続することで、電話機の動作を確認したり、レジスタに設定する値の導出の簡易化ができるようになっているので、コイツを使えば詳しい勉強なんかしなくても、ある程度適当なレジスタ設定ができそうです。それになにより、この評価ボードは写真からわかるように親子基板の構成になっており、親基板でPCや測定機との接続機能を提供しており、SLICならびにその周辺回路は子基板の方に載っています。Silabsが供給している複数の種類のチップ毎に子基板が用意されており、親基板は共通化されているために、このような構成になっているのですが、わたしにとっては次のようなメリットがあります。
  1. SLIC周辺回路が子基板にあるので、自分で作らなくても済む
  2. 子基板をはずして、自作する親基板に載せ替えれば使えそう。コネクタも2.54mmピッチみたいだし
  3. AT91SAM7とは、制御インタフェースはSPI, 音声PCMはSSCにつなげられそう
はい、難しい回路を作る必要は無し。この基板をPropoxで買ったMMnetSAM7xにつなげてやれば、それだけでSIP TAが実現できるんじゃないのか?! と、思い至った勢いで試しに買ってみました。お値段は MouserでもDigikeyでも同じ $150。ほんとは、DTMF検出機能をもったSi3216の評価ボードが欲しかったのですが、MouserにもDigikeyにも在庫が無かったので、Mouserに在庫があったDTMF検出機能無しのSi3215を購入しました。DTMF検出はソフトで実現するか、あとでやっぱしSi3216を買うかすることにします。


白い枠線に囲まれた区域の中央ちょっと左にあるのがSLICのSi3215です。左側の足が良くみえるのはSi3201という回線接続用のチップです。

しばらくは親ボードをPCにつなげてみて、どう使えばいいのかを調べてみることにします。